“鏡湖”と呼ばれるのも納得。関西の絶景ポイント「余呉湖」の魅力

はじめに

天女の羽衣説も色濃く残る「余呉湖」は、関西の絶景ポイントとしても知られている場所です。
琵琶湖とを隔つ賤ヶ岳までの山頂はトレッキングでもわずか3時間の距離。
山歩きが大好きな方も、登山初心者も、ぜひ湖面をぐるっと回るトレッキングに挑戦してみたいですね♪

仮面の寺社男マイコーさん(@katsu_mae)が投稿した写真 - 2016 9月 14 4:21午後 PDT

滋賀県にある余呉湖(よごこ)とは？

琵琶湖の北に位置し、滋賀県の長浜市にある湖が「余呉湖」です。湖面が穏やかなことから「鏡湖」とも呼ばれるこの湖は、一周6.8kmで、ぐるっと散歩したりレンタサイクルで湖畔を散策するのに最適な場所。

古い琵琶湖の一部だったものが約3万年前に分かれたとされ、現在琵琶湖とは標高422mの賤ヶ岳(しずがたけ)で隔たれています。

また、JR余呉駅そばの湖北岸には、羽衣伝説で天女が羽衣を掛けたと言われる「衣掛柳」も実在します。

A photo posted by Takahiro Bessho 別所隆弘 (@takahiro_bessho) on Jan 27, 2016 at 6:56am PST

『日本のウユニ塩湖』でおしゃれ写真を撮影しよう

波が少なく、水面がまるで鏡のようなことから「鏡湖」の名も持つ余呉湖は、なんと『日本のウユニ塩湖』とも呼ばれています！

冬が特に穴場とされ、日本にいながらウユニ塩湖のように、湖面に風景が映りこんだ写真を撮影できるんです。空と湖面の区別が付かないような、見ていると吸い込まれていくかのような一枚を残してみませんか。

冬の余呉湖はワカサギ釣りのメッカでもあるため、写真撮影を兼ねながら湖畔で友だちと魚釣りに挑戦してみるのも楽しいかもしれませんね。

A photo posted by sakiko nakano (@sakiko.nakano) on Sep 9, 2016 at 5:42am PDT

トレッキングやリフトで賤ヶ岳の絶景を楽しもう

賤ヶ岳の山頂に登って、余呉湖の絶景をさらに楽しみたい人は、南西山麓の大音地区から山頂までを結ぶ「賤ヶ岳リフト」の観光リフトが便利です。

もちろん自分で登山したい方は、麓から登山道を使ってのトレッキングも可能。歩行距離9 km・約3時間10分程度の初級クラスの登山となるため、山登りに慣れない初心者でも気軽に挑戦できますよ。

特に、余呉湖を一周する登山道は、木陰も多く湖から吹く風が心地よいおすすめのルート。山頂では琵琶湖と余呉湖両方を見渡せるほか、賤ヶ岳合戦の舞台であった歴史の地らしく記念碑などの見学もできます。

◆賤ヶ岳リフト
住所：滋賀県長浜市木之本町大音
電話番号：0749-82-3009
営業時間：9:00～17:00
定休日：11月27日(日)から翌年の4月まで

賤ヶ岳リフト

A photo posted by Naokichi (@cx5_naokichi) on Aug 26, 2016 at 4:00pm PDT

余呉湖までのアクセス

余呉湖までのアクセス方法として、電車を利用する場合は「JR西日本」の「北陸本線」を使い「余呉駅」で下車すると、徒歩約5分の距離となります。駅を降りてすぐの湖畔には、天女の羽衣説でお馴染みの「衣掛柳」があるのでお見逃しなく。

自動車でのアクセスは、「北陸自動車道木之本IC」から車で10分です。北国街道、北陸自動車道、JR北陸本線が近くを通っているため、自動車でのアクセスも大変便利です。

おわりに

いかがでしたか？
運が良い日はまるでウユニ塩湖のような写真も撮れる余呉湖は、湖畔散策にもトレッキングにも最適の場所。
夏は賤ヶ岳まで山登りに挑戦したり、美しい湖面を楽しめる冬はワカサギ釣りに挑戦してもおもしろそうですね。
ゆっくりとした時間を過ごしたい週末に訪れたいスポットです。