絵本で見た風車村みたい♡オランダの絶景「ザーンセ・スカンス」とは

はじめに

風車とチューリップが有名なオランダ。
世界遺産にもなっている「キンデルダイク」が有名ですが、「ザーンセ・スカンス」にもかわいい風車があるのはご存知しょうか？
まるで絵本のような街「ザーンセ・スカンス」の魅力や見どころをご紹介いたします。

baolaimonさん(@baolaimon)が投稿した写真 - 2016 6月 16 4:05午後 PDT

オランダの絶景「ザーンセ・スカンス」とは？

オランダの北ホランド州にある「ザーンセ・スカンス」は、キンデルダイクと同じく風車村として有名な街です。

いくつもの木造風車が立ち並ぶ様子は、まるで絵本の中から出てきたようなかわいさがあります♡

風車のほかにもオランダの伝統的な民家の集落もあり、ノスタルジック。
そこでは、現在でも地元の方たちが生活を営んでいます。
チーズや木靴などの名産物が販売されていて、観光客にも人気のスポットとなっています♪

BEAUTIFUL DESTINATIONSさん(@beautifuldestinations)が投稿した写真 - 2016 6月 8 2:37午前 PDT

オランダの絶景「ザーンセ・スカンス」の歴史

今でこそ、ザーンセ・スカンス風車が立ち並ぶ風景はとても牧歌的ですが、風車が作られた17～18世紀の全盛期には600基を超える風車が建造されたんだとか！

この風車で作られるエネルギーを利用して、粉引きや木挽き、チーズ作りやポンプ機と稼動させました。これは世界で初めての工業地帯となったんです。

風車は、オランダの産業発展の要だったのです。

現在では、ザーンセ・スカンスは観光地として無料開放しており、1つのアトラクションのような村となりました。オランダを支える観光産業のスポットとなっています。

조아라さん(@chor_1223)が投稿した写真 - 2016 6月 16 1:34午後 PDT

オランダの絶景「ザーンセ・スカンス」の逸話

ザーンセ・スカンスのみどころは、やはり、17世から18世紀に建てられた風車や民家。
昔のヨーロッパを彷彿させる雰囲気を醸し出しています。

実は、この建物や家々は、1950年代以降にオランダ各地から移築された建物なんです。
簡単に言うと、日本でいう「明治村」みたいなもの。でも日本と違うのは実際にそこに人が住んで生活しているということです！

オランダの観光産業への力の入れ方や熱意が伝わる場所でもありますね。

Robinさん(@robinbird555)が投稿した写真 - 2016 6月 16 7:07午後 PDT

オランダの絶景「ザーンセ・スカンス」の見どころ

ザーンセ・スカンスの見どころは、やはり「風車」です。

16～17世紀につくられた伝統ある歴史的建造物で、しかも未だに現役で使用されているのだから、当時のオランダの人々の技術力を感じることができますよね。

観光客用に風車の中の仕組みや、実際に風車を使って行われる作業を、実演で見せてもらえるので、見応えも十分です♪

また、お土産屋さんでは、これぞ「THE・オランダ！」といった日本人がついつい想像してしまうオランダの工芸品やチーズなど、全部そろっています。伝統的なオランダを感じたい方にもおすすめですよ。

Flower MTNさん(@okok.mitten)が投稿した写真 - 2015 5月 17 8:44午後 PDT

オランダの絶景「ザーンセ・スカンス」でおすすめのグルメ

ザーンセ・スカンスに訪れたら、風車を窓越しに眺めながら、食事を楽しみませんか？

本格的なオランダ料理が楽しめるレストラン「デ・ファイフド・スマーク」は、優雅でのんびりとした店内が魅力です。

料理はどれも繊細な味付けでおいしいんです♡
英語で料理の説明もしてくれるので、オランダ語が得意でない方でも安心ですね。

ちなみに、お店の“ファイフド”は、オランダ語で“第5”という意味。世界でも注目されいてる日本独特の味覚である、「第五の味覚・旨味」がコンセプトになっているんですよ！

◆De Vijfde Smaak(デ・ファイフド・スマーク)
住所：oogstraat 4, 1541 Koog aan de Zaan, The Netherlands
電話番号：[phone]

De Vijfde Smaak

@jasonkwoktseが投稿した写真 - 2016 6月 16 11:15午前 PDT

オランダの絶景「ザーンセ・スカンス」を訪れる際の注意事項

オランダは比較的治安が良いですが、観光客が一番気を付けるべきことは「バッグのひったくり被害」です。

日本人は見分けやすいので、ターゲットになることが多いのが現状。
現地の人と日本人の見分け方は、トレンチコートを着ているかどうか、と言われています。

オランダではトレンチコートは滅多に見かけません。
そのためトレンチコートを着ている人を見かけると、お金持ちだと判断するようです。
冬場にオランダに訪れる際は、服装にも注意すると安心です。

そして、オランダは昼間は活気があっても、17時以降は店はどんどん閉まっていき、人通りが絶えてさみしい場所になることもあります。
夜はなるべく出歩かないようにすることも、自衛のために必要です。

@h.ldaが投稿した写真 - 2016 6月 16 8:09午前 PDT

オランダの絶景「ザーンセ・スカンス」へのアクセス方法

ザーンセ・スカンスへのアクセス方法をご紹介します。

ザーンセ・スカンスは、首都アムステルダムから北へ約15km離れた地点にあり、電車かバスを利用して行くことができます。

【電車を利用する場合】
アムステルダム中央駅からアルクマール行きの各駅停車の電車に乗車し、Koog Zaandijk(コークゥ ザーンダイク)駅で下車して、徒歩約15分です。

【バスを利用する場合】
アムステルダム中央駅から近郊バス91番Zaandam(ザーンダム)方面行きへ約35分乗車して、Zaanse Schans Zaandam(ザーンセ・スカンス・ザーンダム)で下車すればすぐに到着します。

rafalobatoさん(@rafalobato)が投稿した写真 - 2016 6月 16 6:21午後 PDT

オランダの絶景「ザーンセ・スカンス」と併せて訪れたいスポット

ザーンセ・スカンスに訪れたら、オランダの首都「アムステルダム」の観光も楽しんでみませんか？

水の都といわれるアムステルダムは、年間約970万人が訪れる観光都市でもあります。

アムステルダムには国立美術館や、ゴッホ美術館、『アンネの日記』で有名なアンネ・フランクの隠れ家などの有名な観光地が目白押しです。

ザーンセ・スカンスが牧歌的な雰囲気に対して、アムステルダムは都会の雰囲気が漂っており、オランダの今と昔の雰囲気を味わうことができますよ♪

おわりに

ザーンセ・スカンスの魅力や見どころをご紹介しました。
全盛期は600基あった風車も、いまは12基のみと少なくなりました。
でも、現役で動く風車はそれぞれカラーリングしてあり、メルヘンチックな雰囲気が漂っています♪
ぜひ一度、オランダの絶景を見に、訪れてみてはいかがでしょうか？