有名店のピッツァに舌鼓。渡部建さんもおすすめする「ダ ミケーレ」

はじめに

芸能界のグルメ王と称される、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部健さん。
そんな彼をも唸らせる“L'Antica Pizzeria da Michele(アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ)”は、ナポリに本店を構えるピッツァの名店です。
代々ミケーレ一族によって受け継がれてきた、門外不出のピッツァがなんと恵比寿で味わえる、「L'Antica Pizzeria da Michele 恵比寿」についてご紹介します。

Tatiana Татьянаさん(@tessbox)が投稿した写真 - 2016 9月 24 12:06午後 PDT

恵比寿で味わう本格ピッツァ「ダ・ミケーレ」の魅力▶ひとりの天才が生み出したピッツァ

1870年、L'Antica Pizzeria da Michele(アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ)がイタリアの地に創業しました。
お店のシンボルとなったミケーレ・コンドゥッロの先々代が、家でつくったピッツァを道端で販売したのがはじまりと言われています。
そうした中で、天才的なピッツァ職人のミケーレ・コンドゥッロが誕生しました。

彼が天才と称される理由は、それまでにない生地の発酵方法や発酵時間を発見したことにあります。ピッツァを焼く前に生地をしっかり発酵させることで、より食べやすいピッツァを生み出しました。

さらに、ミケーレの手先の感覚は素晴らしく、いつでも物差しで測ったように同じ大きさ、同じデザインのピッツァに仕上げられたのだとか。また、そのときの環境や温度などによって発酵時間が左右される生地ですが、彼は触っただけで配合の調整までわかってしまうんです！

こうしたミケーレの感覚はしっかりと後の世代に受け継がれ、ナポリの「L'Antica Pizzeria da Michele」では、今でも行列が絶えることはありません。

Pizzeria da Michele japanさん(@pizzeriadamichele1870)が投稿した写真 - 2016 3月 26 7:00午後 PDT

恵比寿で味わう本格ピッツァ「ダ・ミケーレ」の魅力▶各国から引く手あまたの大人気店が第二の地として選んだ日本

ピッツァが庶民に親しまれているナポリでは、いたるところにピッツェリア(ピッツァ屋)があります。
そのなかでも、「L'Antica Pizzeria da Michele」の人気は別格なんです！
平日の夜遅くでも、たとえ雨が降っていても、お店の前には大勢のお客さんが集まって順番を待っています。ナポリっ子が待ったり並んだりすることは大変めずらしく、ほかのお店では見られない光景なんだそう。

1870年の創業以来、ファミリーだけで伝統の味を守るというスタンスを保ち、ナポリ本店のみで営業を続けてきた「L'Antica Pizzeria da Michele」ですが、各国から引く手あまたの人気店が、なぜ日本を第二の地として選んだのでしょうか？

それは、もともとミケーレ一族が日本に好感を抱いていたということが根底にあります。伝統を重んじ、食文化を大切にする日本人の国民性に共感し、門外不出のピッツァを直伝してくれたのです。

Betty Marie Muessigさん(@bettymmuessig)が投稿した写真 - 2016 9月 16 9:07午前 PDT

恵比寿で味わう本格ピッツァ「ダ・ミケーレ」の魅力▶本場ナポリをまるごと再現

恵比寿店のコンセプトは、ナポリと同じ環境・文化を日本にそのまま持ってくること。そのため、ピッツァの種類も本店にあわせて「マルゲリータ」と「マリナーラ」の2種類のみの提供です。

もちろん、味へのこだわりも完璧に再現しています。小麦粉・トマト・塩・オイルといった素材は本店と同じものを直送し、チーズにいたっては朝ナポリでつくられたばかりのものを空輸しているというから驚きです！

ピッツァ職人をナポリ本店に派遣して伝統の技を習得しているので、原料だけでなく製法も現地そのもの。恵比寿にいながら、本場ナポリと同じ味を楽しめますよ。

さらに、お店で使用しているピッツァ窯は、本店の窯を手がけたナポリの職人が現地でつくったものを船で運ぶという徹底ぶり。燃料に使う木の種類にもこだわりがあり、ピッツァの香りを損ねないようにと国内産の薪や木くずのみを使用しています。

高温の窯を使って約1分弱という短時間で焼き上げることで、生地の表面はパリパリ、中はモチモチ、ソースがのった部分はふんわりジューシーなピッツァが完成するんだそう。

こういったこだわりがあるからこそ、多くの人々から愛されるお店になったんですね。

Pizzeria da Michele japanさん(@pizzeriadamichele1870)が投稿した写真 - 2016 3月 19 7:54午前 PDT

恵比寿で味わう本格ピッツァ「ダ ミケーレ」の魅力▶本場の食べ方でナポリ気分を味わおう

ピッツァというと、イタリアンのコースとして出てきたり、みんなでシェアしたりというイメージがありませんか？
実は、本場ナポリでは「ファストフード」感覚で手軽に食べられているんです。

ワインを嗜みながらではなく、ビール片手に一人ひとりが自分なりの食べ方でピッツァを楽しむというのがイタリアのスタイル。

ちなみに、お店の雰囲気こそ違うものの、席と席との間隔を近くすることで本店の下町感を忠実に再現しています。お客さんのあいだに一体感が生まれ、お隣さん同士で会話がはじまったり、仲良くなれるという点も、「ダ ミケーレ」の魅力なんですね。

◆L’Antica Pizzeria da Michele EBISU(アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ 恵比寿)
住所：東京都渋谷区恵比寿4-4-7
電話番号：03-5447-3800
営業時間：月～金 11:30～14:30(L.O.)/ 17:30～23:00(L.O.)、土 11:30～23:00(L.O.)、日・祝日 11:30～22:00(L.O.)
定休日：不定休

L’Antica Pizzeria da Michele 恵比寿

おわりに

世界中でナポリと日本でしか味わうことができない、「L'Antica Pizzeria da Michele」のピッツァ。
せっかく日本に住んでいるのなら、堪能しないわけにはいきません！
今回ご紹介した恵比寿のほか、福岡には第3号店もあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。