ぬくもり溢れるレトロ列車がキュート！軽井沢「ろくもん号」とは

はじめに

軽井沢から長野まで走る「ろくもん号」は、レトロで温かいデザインが魅力の観光列車です。食堂車では信州の山の幸も堪能できますよ。

「ろくもん号」とは①デザインが魅力的

「ろくもん号」は見た目もレトロで可愛い電車です。

この車体の深みのある赤は、沿線のゆかりの戦国武将である真田幸村の「赤備え」にちなんでいます。そして金色で描かれているのは、真田家の家紋をアレンジしたロゴです。

車内も長野県産の木材をふんだんに使った温かい雰囲気で、デザインは水戸岡鋭治氏が担当しています。

ラウンジをイメージして作られているので、ゆったりと過ごすことができます。
窓枠などにも木が使われているので、電車の機械的なイメージが一切なくなっています。

木材は各号車で違うものを使っているので、それぞれ香りが違うんです。

「ろくもん号」とは②食堂車があります

「ろくもん号」の食堂車では食事を楽しむことができます。

ろくもん1号では軽井沢にある「森の中のレストラン　こどう」が提供する洋食のコースを、ろくもん2号では長野の「鈴花」が提供する和食懐石料理をいただくことができるんです。

また、長野県産のワインや日本酒、シードルなども料理に合わせていただくことができます。
電車の中で地元の名店の料理がいただけるのは珍しいですよね！

レストランのようにお洒落で落ちついていながらも、車窓からの景色を楽しみながら「ろくもん号」で食べれば、美味しさも倍増するはずです。

「ろくもん号」とは③リーズナブルにも楽しめます

「ろくもん号」はこだわりの食事がいただけることも魅力ですが、リーズナブルに「ろくもん号」に乗るなら、食事はなしで乗車券と指定席券だけのプランもあります。

でも、このプランでもちゃんと「ろくもん号」の魅力は味わえますよ。

ろくもん1号と2号の売店で販売する弁当も、沿線の選りすぐりの名店から提供されています。ろくもん3号では「鈴花」の特製のオードブルと「アトリエ・ド・フロマージュ」のチーズを販売しています。

好きなものを買って、素敵な車内で楽しむのもいいですね！

「ろくもん号」とは④信州ワインバレー号

「ろくもん号」では、通常の運行だけでなくイベントの列車も運行しています。
それが「信州ワインバレー号」です。

地元産のワインを軽食に合わせて味わうというフランス流の粋なワインの楽しみ方を、この「ろくもん号」で体験できます。

「ヴィラデストワイナリー編」と「マリコ・ヴィンヤード編」が予定されていますが、運行日は少ないので気になったらすぐにチェックしてくださいね。

ワインの呑み比べとオードブルが提供されるこの「信州ワインバレー号」は、落ちついた空間でワインとオードブルのマリアージュが体験できる贅沢な列車ですよ。

おわりに

懐かしさと上質な雰囲気をあわせもつ「ろくもん号」は、高原のイメージがある軽井沢や長野の旅にはぴったり！
信州ならではのグルメを味わいながら、ゆったりと旅をしましょう。