北国に春がやってくる。北海道の「桜の名所」4選

はじめに

北海道の桜も様々な種類があることをご存じですか？
北国に春の訪れを知らせる桜は、人々の心を和ませてくれます。今回は、北海道で美しい桜を見ることができる名所をご紹介いたします。

北海道でおすすめの桜の名所①五稜郭公園

明治維新のおり、函館戦争の地ともなった五稜郭公園には、約1600本ものソメイヨシノやヤエザクラが植えられています。貸しボートから桜を眺めることもでき、ちょっとしたアクティビティ気分でお花見ができそうですね。夜はライトアップされ、指定エリア内にはジンギスカンを楽しむエリアも登場。桜の終わりの時期には、お濠の水面が桜の花びらで埋め尽くされます。その風景もまた幻想的な美しさですよ。


◆五稜郭公園
住所：北海道函館市五稜郭町44
電話番号：0138-40-3605
桜の見頃：5月上旬～5月中旬予定


[tabiiro-gadget]203340[/tabiiro-gadget]

北海道でおすすめの桜の名所②二十間道路桜並木

二十間道路桜並木は「さくら名所100選」「日本の道100選」「北海道遺産」などに選ばれている桜と絶景の名所です。「ひと目1万本」と言われており、その桜の並木道の長さは直線で約7kmにもなるんです。

ちなみに、二十間道路桜並木道の幅が二十間(約36ｍ)あることからその名前がついており、桜はエゾヤマザクラ、カスミザクラ、ミヤマザクラといった、様々な種類の桜が約3000本も植られています。桜の見頃の時期には、しずない桜まつりも開かれますよ。


◆二十間道路桜並木
住所：北海道日高郡新ひだか町静内田原～静内御園
電話番号：0146-42-1000
桜の見頃：5月上旬～5月中旬予定


[tabiiro-gadget]203346[/tabiiro-gadget]

北海道でおすすめの桜の名所③モエレ沼公園

広大な敷地の中にアートと自然が共存する「モエレ沼公園」。設計は世界的な彫刻家であるイサム・ノグチ氏によるもので、山や噴水、そして遊具などが配置されています。約2600本ものエゾヤマザクラを中心とした桜が咲き誇り、自然とアートが溶け込んだ空間は、アーティスティックな風景をもたらします。


◆モエレ沼公園
住所：北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
電話番号：011-790-1231
営業時間：7:00～22:00(※入場は21:00まで)
桜の見頃：5月上旬～5月中旬予定


[tabiiro-gadget]203339[/tabiiro-gadget]

北海道でおすすめの桜の名所④松前公園

北海道で桜を長い時間楽しむことができると言われているスポットが「松前公園」です。北海道で唯一の日本式の城郭の松前城を中心とした公園なんです。

松前城は、北海道の最南端の松前町にあります。かつて蠣崎家が居城していた福山城を拡張・改修して作られたお城で、蠣崎氏が松前に姓を変えたことから「松前城」と呼ばれるようになったんだとか。

公園内にはサトザクラやヤマザクラをはじめとした約250種、1万本もの桜の木が植えられており、「日本桜名所100選」に選ばれています。中には樹齢約300年の桜の木もあり、桜の品種が多いことから早咲きの桜から遅咲きの桜まで約1ヵ月間桜の花を楽しむことができます。
また、桜が見頃を迎える時期に「松前さくらまつり」が開催されますので、ぜひチェックしてみてくださいね。


◆松前公園
住所：北海道松前町松城
電話番号：139-42-2726(松前観光協会)
営業時間：ライトアップ時間日没～20:30
桜の見頃：4月下旬～5月下旬予定


[tabiiro-gadget]203343[/tabiiro-gadget]