フェリーチェ、タイの流通大手セントラルグループと合弁 2018年に3ホテル開業へ

タイの流通大手セントラルグループの関連会社であるBaby Kiko Sdn Bhnと、沖縄のホテル運営会社フェリーチェは合弁事業契約を締結し、業務提携を行った。フェリーチェの役員にセントラルグループから役員を受け入れ、2018年に東京・赤坂、大阪・心斎橋・沖縄・名護の3拠点でホテルを展開する。

「ホテルフェリーチェ赤坂（仮）」は9階建て167室のビジネスホテルで、2018年春に竣工を予定。著名なインテリアデザイナーを起用するほか、1階はテナント階として飲食店を中心に6店舗が入居する。最上階は男女別サウナ「スカイスパ」を設置する。「ホテルフェリーチェ心斎橋（仮）」は13階建て216室のビジネスホテルで、赤坂と同じく「スカイスパ」のほか、屋上にはルーフトップバーを設置。6つのテナントとラウンジを併設する。また、同年中には沖縄・名護にリゾートホテルの建設を計画しており、プール、スパ、レストランを設置する。

フェリーチェは2012年8月に設立し、同年9月に沖縄・那覇に「ホテルストーク那覇新都心」を開業。2014年には「ホテルリリーフ小倉駅前」「ホテルリリーフなんば大国町」、2015年には「ホテルリリーフ札幌すすきの」を相次いで展開。いずれも平均稼働率は85％から93％と高い数字を維持している。いずれも破綻、閉館後のホテルだった。

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