
ストリートゼロヨンから競技へ…ストックボディで戦うには意味がある!! ここではNA3500cc以下のクラスで戦うマシンを詳しく紹介していくが11月に行なわれたオプション&G-ワークスドラッグで、驚異のタイムを叩き出した北海道0-4ファクトリー石岡号を緊急詳細取材してきた。

未だに現役で走る昭和40年代中盤から52年まで製作されてフェアレディZ S30。しかも現在の競技でナンバーワンを競っている車種というのだから驚く。それは発進から400mまでのタイムを競うドラッグレースだ。現在は専用コースが日本から消滅していて、兵庫県セントラルサーキット周回コースの直線を利用して行なわれることが多く、今回のドラッグレースもこちらで開催している。各地の飛行場等で行なわれることもある競技だ。
今回紹介するこちらの車輌は、ゼロヨン車輌としつつもストリートも走ろうと探していて見つかった車体。年式相応の状態だったため、キレイに直そうとひとつずつパーツを取り外していく課程で「どうせなら」と軽量化も行なっていくうちにどんどんエスカレート。かなりの軽量化の形になってしまったという。
元々、ターボでゼロヨン競技に参加していたオーナー、タイムが僅差のNAクラスが面白いと思いそちらに移行し、今までのノウハウを注入しクルマを製作し試行錯誤。今回のタイムの前にも日本記録を出していたが、さらに細かい仕様変更を行なった。当日の大会は自身の減量(10kg以上!)も行なうというストイックさ。
そのような仕様変更や各部の写真が見たい方は2020年12月発売のG-ワークス2月号をご覧下さい♪