
6月5日、ポルシェジャパンは2019年に発表した同社初のピュアEVスポーツモデル「タイカン」の、国内販売価格を発表した。税込車両価格はエントリーグレードの「タイカン4S」が1448万1000円、中間グレードの「タイカンターボ」が2023万1000円、そしてトップグレードの「タイカンターボS」が2454万1000円だ。
他の市場ではオプション扱いとなる「アダクティブクルーズコントロール」をはじめとする先進機能を標準装備
タイカンはポルシェの伝統を忠実に受け継いだスポーツカー。ステアリングを通じて得られる安心感、安定性の高いハンドリング、快適な乗り心地などもポルシェの各モデルに共通した特徴だ。これらは高剛性かつ軽量なボディ、低重心設計、卓越したエアロダイナミクス性能などにより生み出されるもの。

電動化されたドライブトレインにも革新的な技術が採用されている。2基の永久磁石シンクロナスモーター、世界最高レベルの高速充電を実現する800Vの電圧システム、リアアクスル用に新開発された自動切換式2速トランスミッションは、その代表例だ。



デジタル時代への対応は、タイカンの開発に際してもっとも重要とされたテーマのひとつ。ドライバーの正面に位置するインストゥルメントクラスターはポルシェ初となるフルデジタル式としたほか、ホーム画面からすべての機能に直接アクセスできるオペレーティングシステムも新たに採用。助手席正面には10.9インチのフロントパッセンジャーディスプレイがオプション設定されており、すべての乗員にとって使いやすく便利なインターフェイス環境が整えられている。



これらに加えてポルシェジャパンでは、日本仕様のタイカンにレーンチェンジアシスト、アダプティブクルーズコントロール、サラウンドビュー付パークアシストなど他のマーケットではオプションとなる多くの装備を標準で搭載している。

●「ポルシェ・タイカン」モデルラインナップ
・タイカン4S:1448万1000円
・タイカンターボ:2023万1000円
・タイカンターボS:2454万1000円
※価格は消費税込みで、価格にはポルシェモバイルチャージャーコネクト(充電器)が含まれている。