コロナ禍で飽きたのでピエール･エルメのスイーツを注文してみたらシトロエンC3エアクロスSUVでウチまで持ってきてくれた！〈PIERRE HERMÉ ホームデリバリー〉

コロナ禍でステイホームが続くなか、たまには食卓に彩りが欲しいと感じていた担当記者。ふと、ピエール･エルメのホームデリバリーを利用しようと思い立ったのです。

パリの極上スイーツが自宅に届くという幸せ！

　緊急事態宣言の解かれた県もありますが、編集部のある東京都は依然としてステイホームが続いております。




　そんなわけで我が社もテレワーク推奨ということになっていて、最初こそ戸惑いが大きかったものの、ここへきてだんだんとリズムが掴めるようになってきたわけです。




　平日の昼に自炊なんて今までになかった経験ですが、パスタを茹でて既製品のソースを掛けるだけでもけっこうおいしいし、慣れるとササッと作れるので、会社の近くの定食屋で並んだり、コンビニにお弁当を買いに行くより短時間ですむんですね。




　とはいえやっぱりね。たまには食卓に彩りが欲しいじゃありませんか。そんなわけで、フランスを代表するパティシエとして知られるピエール･エルメさんのデリバリーを利用してみたんですよ。

　まずはピエール･エルメさんの公式サイトから、「ホームデリバリー」のページに入ります。




　メニューは5種類（2020年5月19日現在）もあって悩みます。ピエール･エルメさんのマカロンは何度かいただいたことがあるのですが、ケーキはありませんでしたので、ターゲットをケーキに絞ります。




　そして今回は初めてなので、とにかくいろんな味を試してみたいということで、写真の「パティスリー 6種詰合わせ」に決定！ パティスリーとは生ケーキという意味です。6種類のケーキがセットで4644円です。




　メニューを選び終えたら、あとは画面の指示に従って、お届け日、支払い方法届け先などを入力していけば手続きは完了です。




　そして当日、私のスマートフォンに電話が掛かってきました。




「今から20〜30分でお届けに伺います。ご在宅ですか？」




　もちろん、首を長くして待っておりました！




　そして……

©Naoki Hasegawa

　自宅の前にシトロエンC3エアクロスSUVが到着！




　 ……といっても我が家の前は短時間でも駐車しづらいので、歩いて5分ほどの停めやすいところを指定いたしました。




　100mくらい先にC3エアクロスSUVが見えた瞬間に両手を振って合図してしまいましたが、ピエール･エルメさんじゃない一般ドライバーだったらどうしようと、5秒くらい経ってから気づきました。

　ああ、でもやっぱりピエール･エルメさんでした。よかった。ようこそ我が近所へ！

　ドアを開けて颯爽と降りてきたおふたり。宅配便しかり、ラーメンの出前しかり、デリバリーの方って袖から覗く筋肉が逞しい猛者のようなイメージがありますが（勝手なことを言ってスミマセン）、さすがピエール･エルメさん。おふたりとも爽やかでお上品です。我が地元の下町風情にはそぐわない感じです。




　ピエール･エルメさんでは、基本的にデリバリーは1チーム2名で行なっているそうです。これなら運転しながらでもお客さんと電話ができますし、ナビゲーションの操作も問題なしですね。安全第一です。




　せっかくなので、運転していた男性スタッフさんにC3エアクロスSUVのインプレッションを聞いてみました。




「普通のクルマよりもちょっと背が高いので、視界がとてもいいです。デリバリーは知らない道を走ることが多いので、これはすごく助かります。大きすぎないのに荷室がとても広いのもいいですね。そして一日中運転していてもまったく疲れません」




　その一方で、「不在のお客さまがいらっしゃったときに、どうやって配達ルートを組み立て直すか。これを考えて実行するのがけっこう難しいです。宅配便のみなさんの苦労がわかります（笑）」とも仰っていました。




　そもそも、こんなコロナ禍で大変な時期ですしね。いやはや、頭が下がります。

　おふたりを見送り、足早に家に戻ります。早速開けてみましょう。




　外箱には、心温まるメッセージが書いてあります。そしてフタを開けると……

　おおおおーっ！ スバラシイ！ ブラーヴォ！




　こりゃあ体重と血糖値に注意ですね。なぜかロウソクが付いていました。これなら誕生日でも心配無用です。

　で、夕食後にめでたくいただきました。




　味？ そりゃあ美味しいに決まっているじゃありませんか！ 正直に申しまして、どう書いたらいいのかよくわかりません。クルマのことなら多少はそれらしくお伝えできるのですが、ピエール･エルメさんの極上パティスリーなんて、もうとにかく美味しいとしか……本当に申し訳ございません。




　いやでもですよ。これで4644円なんですよね？ 6で割ると、ひとつ774円。で、都心から我が下町までわざわざC3エアクロスSUVにふたりも乗って届けてくださるんですよね。これ、けっこう良心的というか、ちゃんと利益を出しているのか逆に心配になるくらい。




　おそらく儲けはほとんどないでしょうけれど、コロナ禍ということで頑張ってくれているのだと思います。なにより、こんな幸せな気分になれる極上スイーツを自宅まで届けてくれるなんてうれしすぎます。対象エリアにお住まいの方は、ぜひ一度お試しを。ピエール･エルメさん、ありがとうございました！