【気になるカーグッズインプレ】 カビ菌やウイルス、ニオイ物質を抑制するナノイー発生機 パナソニック CA-NEP01DM-C 【CAR MONO図鑑】

パナソニック独自の「ナノイー」技術によって車内を快適な環境に保ち、アロマ機能で爽やかな香りもプラス。電源を取得するだけで手軽に設置できるのも嬉しい。




REPORT／PHOTO●浜先秀彰（HAMASAKI Hideaki）




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パナソニック CA-NEP01DM-C（ウッディベージュ）……オープン価格

両面テープでダッシュボード上に設置。電源はシガーライターソケットから取得する。

　車載専用設計の「ナノイー発生機」。ナノイーとは空気中の水分から生み出される微粒子イオンで、通常のマイナスイオンの約1000倍（体積比）の水分に包まれているもの。カビ菌やウイルス、ニオイ、アレル物質など目に見えない不快の原因を抑制する力を持ち、さらに美肌や美髪といった効果も期待できるという。




　ちょうど手のひらに載るほどのサイズ（100×56.5×100mm）で、ダッシュボード上やアームレストなどに粘着テープを利用して装着。付属のアタッチメントを使用すればドリンクホルダーにも納められるが、深さがあるドリンクホルダーには対応しない。

左はコスメティックピンク（CA-NEP01DP-C）、右はスタイリッシュネイビー（CA-NEP01DA-C）。

　デザインは写真を見ての通りスタイリッシュで、取材を行った「ウッディベージュ」のほかに、「コスメティックピンク」、「スタイリッシュネイビー」などのカラーバリエーションもある。

ナノイーモードではファンのわずかな動作音が聞こえ、青色のイルミが点灯（30分後に白色に変わる）する。

　ドーム型の本体は上部のカバーを右に回すと「ナノイーモード」となり、ナノイーを発生。ちなみにナノイーが車内に充満するには約30分を要するというが、この状態で車内に持ち込んで食べたハンバーガーのニオイはすぐに気にならなくなり、効果が実感できた。また、タイマーボタンを押すと30分間内蔵バッテリーで動作し、クルマから降りた後も連続してナノイーを発生し続ける。

付属のパッドに別売のエッセンシャルオイルを含ませると車内に爽やかな香りを発散。

　そして左に回すと「アロマモード」となり、あらかじめ内蔵パッドに染み込ませておいたエッセンシャルオイルの香りが車内へと広がる。人工的なきつさがなく自然で優しい香りが嬉しい。エッセンシャルオイルは別売品で、グレープフルーツやイランイラン、オレンジスイートなど９種類が用意されている。※お試し用を付属