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噂通り、BMWのプレミアムコンパクトカーである1シリーズがFF化され、第三世代へ切り替わる。新型1シリーズは、9月に開催されるフランクフルトモーターショーでお披露目され、9月28日にはワールドワイドの発表となる予定だ。
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BMWのエントリーモデルである1シリーズは、初代モデルが2004年に登場。その後2011年には2代目に進化し、このたび、3代目へ切り替るわけだ。
2代目1シリーズは特に欧州で人気が高く、国別の販売比率ではドイツが25%、英国が20%以上、イタリア、フランス、日本が続くという状況だった。
さて、3代目になる1シリーズだが、最大の注目点は「FF化」されたことだ。フロントのエンジンコンパートメントにエンジンを横置きし、前輪を駆動する、このクラスではスタンダードなFFモデルとして3代目は登場した。
2代目1シリーズは、このクラスで唯一のFR(エンジン縦置き後輪駆動)だったが、ついに3代目でFFとなった。
新型のボディサイズを見てみよう。
新型1シリーズ:全長×全幅×全高4319mm×1799mm×1434mm ホイールベース2670mm
2代目1シリーズ:全長×全幅×全4314mm×1765mm×1421mm ホイールベース2690mm
ということになる。
前型と比べて、全長で5mm短く、全幅で34m広く、全高で13mm高くなった。ホイールベースは20mm短くなっている。
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パワートレーンは
118i:B38型1.5ℓ直3DOHCターボ(140hp/220Nm)+8速AT
M135i xDrive:B48型2.0ℓ直4DOHCターボ(306hp/450Nm)+8速AT
の2種類のガソリンエンジンと
116d:B37型1.5ℓ直3ディーゼルターボ(116hp/270Nm)+8速AT
118d:B47型2.0ℓ直4ディーゼルターボ(150hp/350Nm)+8速AT
120d xDrive:B47型2.0ℓ直4ディーゼルターボ(190hp/400Nm)+8速AT
の2種類(3仕様)のディーゼルエンジンをラインアップする。
おそらく、今後、120i(2.0ℓ直4DOHCターボ)などバリエーションを増やしていくのだろう。ただし、前型では存在した直6エンジンは、横置きゆえにラインアップされないと予想する。
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