![](https://motor-fan.jp/images/articles/10007954/big_main10007954_20190131203813000000.jpg)
ここまで2回にわたり、RSタイチの電熱グローブe-HEATシリーズについて紹介、検証を行ってきた。今回は、ライディングギヤとして以外の使い方を提案していく。
REPORT●伊藤英里(ITO Eri)
RS TAICHI・e-HEAT GLOVE……1万4000円〜
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10007954/big_973838_201901311828320000001.jpg)
RSタイチの電熱グローブe-HEATシリーズが、冬のバイクライフを快適にしてくれることは前回述べた通り。一方で、この電熱グローブならば、バイクに限らないさまざまな使い方ができそうだ。
たとえば毎朝の犬の散歩。出勤前の薄暗く、気温も低い時間帯にリードを持つのはなかなか億劫。ポッケに手を突っ込みたくなってしまうところだが、電熱グローブならば手元はポカポカ→いつもより長めに散歩できるので愛犬も大喜びと、一石二鳥である。
たとえば、自転車。実際に自転車に乗るときに装着してみたが、やはりとても快適。こうしたバイク以外で使う場合も必然的にバッテリー内蔵によって使用することになるのだが、そもそもバイクと違ってどちらも体を動かすので次第に体が温まってくるし、e-HEATシリーズ自体の防寒性能も一般的な手袋より格段に高い。なので、発熱レベルは最初の5分程度、最も温かい『ハイパワー』にして、あとはもっとも発熱レベルが低い『エコノミー』、もしくは電源を切ってもいいくらいだった。よって、バイクで使うときよりも、バッテリー残量は気にならない。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10007954/big_973839_201901311828330000001.jpg)
注意点としては、自転車の場合はバイクよりもブレーキレバーが近いことがあるため、レバーを握ろうとしたときに指がひっかかってしまうこと。できればレバー位置を調整して操作に支障をきたさないようにしたいところだ。
またバイク用=雨天に対応しているということは、冬のキャンプやスキー、スノーボードなどのウインタースポーツシーンなどにも便利そう。寒い冬をアクティブに過ごすためのアイテムとして、RSタイチの電熱グローブe-HEATシリーズは、マルチに活躍できる逸材と言えるだろう。