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ハイト系ミニバンのスタンダード
Mクラス最大のトピックは、セレナe-POWERの登場だ。これによりMクラスの中心を占める三車すべてがフルハイブリッドを設定することになり、選択がより悩ましくなった。一方、50周年を迎えたデリカはディーゼルエンジンや4WDの走破性で独自の魅力を放ち続ける。
Mクラスとは?
全長4700㎜未満、全幅1700㎜未満の小型車枠=5ナンバーサイズを基に、全高を1800㎜台としたハイト系ミニバン。優れた経済性と取り回しの良さや工夫を凝らしたユーティリティが魅力で、ファミリー層を中心に熱い支持を受け、国内ミニバンマーケットの中心となっている。
①ミニバン初採用の“e-POWER”で他車を圧倒・・・日産・セレナe-POWER
日産・セレナe-POWER 基本デザインはガソリン車と共通だが、電制シフトやブルーのプッシュパワースターターを備えるところがe-POWERの特徴。メーター内に備わる7インチカラーディスプレイの表示も、エネルギーフローメーターなど、e-POWER独自の内容となっている。 | ![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006697/big_784896_201811281203250000002.jpg) |
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日産セレナe-POWER:クルマとしてのデキや高級感は2.0ℓ系より明らかに上をいく
②ライバルをリードするミニバン機能と先進感・・・日産・セレナ ハイウェイスター
日産・セレナ ハイウェイスター ダッシュボードの上部にロー&ワイドにフルデジタルのメーターをレイアウトすることで、情報伝達と視界の確保を両立。 底部がフラットなステアリングはウォークスルーで移動するときに膝の邪魔にならないのがうれしい。 | 運転支援システム「プロパイロット」の操作系はステアリングに集約される。パーキングアシストなどとセットオプションとなる。 |
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日産セレナ ハイウェイスター:室内長と室内幅はクラスナンバー1
③ユーティリティの高さはクラス屈指の実力・・・日産・セレナ
日産・セレナ ピラーが細く、メーターフードも低いため視界は広い。ただし、エンジンフードは見えづらく、ノーズ位置は把握しづ らい。基本は足踏み式パーキングブレーキだが「プロパイロット」装着車はオートホールド付きEPBがセットとなる。 | キャップレス給油口は手を汚さずにノズルを差し込むことができ、セルフ給油などで便利だ。日産として初採用のアイテム。 |
④格上の走行性能と静粛性でヒット中・・・ホンダ・ステップワゴン スパーダ ハイブリッド
ホンダ・ステップワゴン スパーダ ハイブリッド 直線を基調とした先進感あふれるデザインを 採用。ダッシュボード下部の加飾はグレード別に設定され、撮影車 は高級感のあるカーボ ンタイタニウムとシル バーモールディングを 備えている。メーター内にはマルチディスプ レイを備え、エネルギ ーフローなどを表示。 | ![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006697/big_784907_201811281217580000002.jpg) |
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ホンダ・ステップワゴン スパーダ ハイブリッド:ユニークな仕掛けだけでなく、ミニバンの堅実さも内包
⑤個性を高める精悍フェイスで商品力を強化・・・ホンダ・ステップワゴン スパーダ
ホンダ・ステップワゴン スパーダ ステアリングホイールの上から見るため視線移動が抑えられるアウトホイールメーターが特徴。カーナビはメーカーか ディーラーオプションから選べる。エアコンはプラズマクラスター搭載のオートエアコンを全車に標準装備する。 | 速度に加えて、先行車との車間距 離を自動的に保つアダプティブクルーズコントロール用のスイッチ をステアリング右側に配置する。 |
⑥“わくわく”感溢れる万能スタンダード・・・ホンダ・ステップワゴン
ホンダ・ステップワゴン 「G・EX」は、明るい色合いのウッドパネルを採用し、カジュアルなムードを演出。エアコンは「B」を除きプラズマク ラスター付きオートが標準。装着キットを標準化し、ナビ本体はメーカーか販売店オプションから選べる。 | ハイ/ロー切り換え式の前席シートヒーターを「G・EX」などの上 級仕様に標準装備。早く始動するから寒い日にはありがたい装備だ。 |
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ホンダ・ステップワゴンに待望のスポーツハイブリッドi-MMD搭載車が仲間入り!
⑦クールな外観でMクラストップの人気を誇示・・・トヨタ・ヴォクシー
トヨタ・ヴォクシー 「ZS」専用のブラッド オレンジ&ブラック内装はインパネからドアトリムまで深みある赤 をつなげている。エン ジンフードのキャラク ターラインが目立つた め、ノーズ位置が把握 しやすいのはうれしい。10 インチナビはディ ーラーオプション。 | ![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006697/big_784918_201811281231200000002.jpg) |
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トヨタ・ヴォクシーに「煌(きらめき)」復活! ノアには「W×B(ダブルバイビー)」を初設定
⑧大胆マスクで存在感を高めた意匠・・・トヨタ・ノア
トヨタ・ノア 「G」グレードに設定さ れる専用インテリアカ ラー「フロマージュ&ブラウン」は明るくモダンな雰囲気のコックピットをつくり出す。 ダッシュボード中央の インフォメーションデ ィスプレイは4.2イン チ、メーカーオプションのカーナビは8イン チディスプレイとなる。 | ![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006697/big_784922_201811281235290000002.jpg) |
⑨兄弟車以上の質感と高級感を追求・・・トヨタ・エスクァイア
トヨタ・エスクァイア ヴォクシー/ノアに対して、上級ポジションのエスクァイア。その専用インテリアカラーが「バーガンディ&ブラック」で、ひとクラス上の風合いを実現し ている。色を合わせたドアトリムはソフトパ ッドで手触りも上々だ。 全車オプティトロンメ ーターを装備する。 | ![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006697/big_784925_201811281240300000002.jpg) |
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トヨタ・ヴォクシー/ノア/エスクァイアが三者三様の個性的なマスクに大変身!
⑩本格SUV並みの機動力の高さがD:5の特権・・・三菱デリカD:5
三菱デリカD:5 撮影車両は、オレンジ のアクセントカラーを随所に配した「アクティブギア」。悪路走破 性の高さを特徴とする SUV要素も盛り込まれ た同車らしくタフな印 象を受ける。2眼メーターの間には、燃費などを表示するマルチインフォメーションディスプレイを配置する。 | ![](https://motor-fan.jp/images/articles/10006697/big_784929_201811281244160000002.jpg) |
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三菱デリカD:5の発売10周年を記念した冬の特別仕様車「シャモニー」発売!