今すぐ真似したい！ Z900RS ショップオリジナルカスタム厳選 5車／カワサキ

Z900RSがデビューした当初、まだ車両入手さえもままならない時期から、各パーツメーカーは急ピッチでオリジナルパーツの開発を推し進め、カスタムビルダーやショップはこぞってデモ車両を製作した。


Z900RSには、彼らをその気にさせる魅力があり、そして待っているユーザーが大勢いる。ここではそんなZ900RSカスタムの一部を紹介してみたい。




Photos: Eiji Ishimura, Tomonobu Fuchimoto, Daisuke Hakozaki, Keigo Kimura, Yosuke Koga


Text : Keisuke Asakura, Takao Aoki, Keiko Kimura, Hirohisa Yamashita




＊表記価格は税込み

ACTIVE　（TEL：[phone]）

カフェカウルで精悍なフロントマスクを演出。しなやかな足まわりと軽量高剛性のホイールで、スポーツ性能を飛躍的に向上させている。

カフェスタイルと運動性を高めた足まわりのベストマッチ。


「オーナーが現実的に描けるストリートカスタム」をコンセプトにビルドアップされたカフェカスタム。マフラーをアクラポヴィッチのスリップオンチタン(¥115,560)とし、前後ホイールをゲイルスピードのアルミ鍛造(F：¥91,800/R：¥100,440)としたことで車体を大きく軽量化。リアサスはフルアジャスタブルのハイパープロに換装して、運動性能を高めた。

ゲイルスピードのエラボレートリアキャリパーφ34ラジアル60㎜ピッチ(¥62,640)は、リアキャリパーブラケット(¥26,460)を介してマウントされる。

剛性としなやかさを併せ持つφ28.6テーパーハンドルスーパーロータイプ(ショットブラック¥9,720)。

抗張力・耐力・せん断強度に優れたアルミA7N01を使用し、強度とドレスアップを両立するサブフレーム(シルバー)は開発中。

日本人に合わせ、アクティブの専任スタッフが丁寧にセッティングを施したハイパープロモノショックホース付きタンクタイプHPA付き(¥156,600)。

ゲイルスピードスプロケット525-42Tスチール(¥10,800)とD.I.Dチェーンのファイナルドライブ。

フィット感を向上するアルミステップバーは開発中。

カワサキ純正のCAFE用シートアッシ(¥24,192)。

フェンダーレスキットLEDナンバー灯付き(¥17,200)でテールエンドを軽快に。

カフェスタイルを決定づけるビキニカウル(黒ゲル¥54,000)。

K-FACTORY　（TEL：[phone]）

テールカウルのシルエットを長く見せるアルミ製アルミテールカバー(バフ仕様￥62,640)も装着。リアビューをスッキリさせた。

フルエキとツインサスシルエットで興奮蘇り感動湧き上がる。


チタンエキパイが見せる曲線美。ダイナミックなハンドメイドフォルムを持つ4in1マフラーCLR-Rフルエキゾースト(¥253,800)で、大気とともに魂をも揺るがす重低音と胸の透く抜けるような高回転音に酔いしれる。ジョイントパイプを回転させることにより、サイレンサーの取り付け角度の調整ができるのも魅力だ。リアサスのツインショック化も見逃せない。

スイングアーム側のサス受けと、サイレンサーステーとサス上部を取り付けるためのプレートを左右各1個ずつ同梱する2本サス用ブラケットセット(¥81,000円)。

サービスホールをM6→8にした新設計のハンドルクランプ(¥10,260)。

オーリンズ正立フォークφ43用フロントスタビライザー(¥16,200)はアルミ製。ブレーキングやコーナーリング時のフォークのネジレを抑制する。

ドレスアップ効果も高いラジエターコアガード(¥16,200)。

万一の転倒時もダメージを軽減するエンジンスライダー(¥12,744)。

操作性を向上するライディングステップ(¥64800)は、写真のスーパーブラックのほかメタリックシルバーも同価格でラインナップする

マフラー交換に合わせてサブコンでインジェクションを最適化。

アクスルホルダーを1つのアルミブロックから削り出したスイングアーム(ブラックアルマイト¥181,440)。

φ43正立フォーク用トリプルツリー(¥183,600)。

BEET JAPAN　（TEL：[phone]）

ナサート3Dマフラーは、ストレート排気パルスコーンシステムにより、迫力のサウンドを奏でつつも加速・近接排気音量規制をクリアする。

技術に裏打ちされた性能と信頼性の高さが魅力。


卓越した技術とノウハウを持つ職人集団が、マフラーやバックステップなどワンオフ並みのハイクオリティで製品化し続けているBEET JAPAN。往年のファンも垂涎ものの正統派スタイルを見事に再現している。マフラーは3Dベンダーによる曲線美を最大限に生かした4in1スタイルのフルエキゾースト「ナサート3Dアップ」(政府認証適合¥278,640)だ。

約5cm延長し、Z1やZ2のシルエットを再現したシートカウル(シロゲル¥28,080)はメタリックスパークブラック(¥48,600)も選べる。テールランプレンズは両面テープで貼り付けるだけのブラックスモーク(¥9,180)で、精悍なリヤビューを演出。

ライダーの視界に絶えず入るテーパーバーハンドル汎用クランプブレースKIT(¥11.880)。BEETのロゴがオールドファンには懐かしい。

石跳ねなどから保護するラジエターコアガード(¥20,520)。

シェル長300㎜のサイレンサーはアグレッシブなスタイルを表現。

新騒音規制に対応するための新型サブサイレンサーを装備する。

整備性を考慮して純正オプションのセンタースタンドも装着可能。

リプレイスステップでは初となる熱間鍛造製法を取り入れたハイパーバンク(¥60,480)。最大で4ヶ所のポジション選択を可能とし、高い耐久性と軽量化を実現した。

ブレンボ製ラジアルマウントキャリパー対応のφ310㎜ビッグローターキット(¥84,240)。

TTS　（TEL：[phone]）

TTSのメインフィールドはレースの世界、全日本や鈴鹿8耐で活躍するトップチームにパーツを供給。自社チームでも8耐参戦を果たしている。

品質と性能は、トップカテゴリーのレース水準。


“本当に必要なパーツしか作らない。作るパーツは全部本物”が、TTSの基本コンセプト。


虚飾を廃し、妥協を許さない哲学が反映されたTTSのパーツは、だからこそ機能美に満ちている。セパレートハンドルキットとレーシングステップキットのポジションは、実際に走りこんで決定されたもの。あえての1ポジション設定だが、使えば必ず良さが理解できるだろう。

街乗りにもスポーツライディングにも対応するレーシングハンドルキット(¥105,300)。

ホルダー部分は強度に優れるアルミA2017材を使用し削り出し。

ハンドル垂れ角はノーマル比ー7°、グリップエンドで30㎜下がるスポーティな姿勢を構築。

ビキニカウルはZ900RS CAFE純正品。カラーリングは2018年鈴鹿8耐TTSのマシンがモチーフ。

バー内部に完全フローティング防振ウェイトを装備。ライダーに伝わる振動を低減。

他者と接触した場合でも、不用意にフロントブレーキがかかることを防止するレバーバンパーを装備。

レーシングステップキット(¥51,840)のステップバー位置はノーマル比で55㎜BACK&15㎜UP。スポーティかつ、下半身に窮屈さを覚えない絶妙な位置。ステップバーは全日本や8耐で使用されているものと同形状。バー先端の樹脂キャップにまで滑り止めが刻まれホールド性を追求。TTSと親交の深いトップライダー秋吉耕佑選手の要望で生み出されたものだ。

OVER RACING　（TEL：[phone]）

車体のカラーに合わせて各パーツ色はブラックが選択されているが、シルバーも設定されている。マフラーの集合形式は4-2-1だ。

高まる路面からのインフォメーションで走りの質が向上。


アルミ削り出しのセパレートハンドルとステップによって、スポーツ性を高めながらもツーリングユースにも応えられるライディングポジションとなっている。目の字断面のアルミ角パイプを用いたスイングアームは、路面をしっかりと掴み、リアからのインフォメーションを確実にライダーに伝える。いずれのパーツもルックスの向上とともに走りの質を高めてくれる。

剛性を高める効果のあるスタビライザー装備のスイングアームTYPE11(¥195,480)。

トップブリッジも付属し、フロントからのインフォメーションも増えるスポーツライディングハンドルキット(¥93,960)。

ステップ位置が4カ所からチョイス可能なバックステップ4ポジション(¥61,560)。

エンジンスライダー(¥21,600)との併用も可能なサブフレームキット(¥51,840円)。フロントアクスルスライダー(¥10,800)と併せて、万一のアクシデントの時のダメージ軽減に備えたい。

ブレンボ2ポット用リアキャリパーサポート(¥29,160)。キャリパーは上下どちらにも取り付けの選択が可能。

安定したシフトタッチも実現するスプロケットカバーチェンジアシスト付き(シルバー¥30,240/ブラック¥31,320)。

マフラーはエキパイなどに焼き色が付けられたGP-PERFORMANCEチタンカーボン4-2-1(¥194,400)。もちろん政府認証品。タンデムステップ移設プレートも付属する。

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