![](https://motor-fan.jp/images/articles/10004752/big_main10004752_20180704145005000000.jpg)
2017年秋に発表された、トヨタによる自社モデルをモディファイしたスポーツカーブランドが「GR」だ。モータースポーツ直系のブランドとして様々なモデルを発売しているが、7月2日に86をベースとしたエントリーモデル、86GR SPORTが新たに設定された。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10004752/big_452086_201807041450470000001.jpg)
86ではこれまで、2016年2月にエンジン、車体に至るまで大幅に手を入れた究極のモデル86 GRMNを100台限定で販売。その後17年11月の本格的なGRブランド開始時には、操る歓びを日常的に実感できる本格スポーツモデル86GRをリリースしている。
今回追加設定された86GR SPORTは、ライフスタイルに合わせて走りを楽しむエントリースポーツモデルという位置づけ。価格は6速MT車が378万円、6速AT車が384万6960円となっており、86GRMNの648万円、86GRの496万8000円と比較すると安価に設定されている。
86ノーマル車からのモディファイの内容は、86GRとして開発された専用スポイラーやメーターといった内外装パーツを継承して装着。またリヤサスペンションメンバーにブレースが追加されている。MTだけではなくATも設定し、幅広いオーナーに対応していることもポイントだ。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10004752/big_452089_201807041452540000001.jpg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10004752/big_452090_201807041453180000001.jpg)
ブレンボ製のフロント対向4ポッド、リヤ2ポッドのブレーキキャリパーや、専用小径本革巻きスポーツステアリング、専用コンビネーションメーターなども魅力。ボディカラーはピュアレッドのほか、クリスタルホワイトパール、クリスタルブラックシリカの計3色が用意されている。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10004752/big_452091_201807041453390000001.jpg)
同時に、86GR、86GR SPORTの専用装備をアフターパーツとして86ノーマル車向けに設定し、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店、トヨタ部品共販店を通じて販売を開始した(一部の商品は10月末より販売)。さらに、モータースポーツを楽しむ層に向けて生まれたGR T-Connectナビゲーション(16万2000円)を限定200台で販売する。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10004752/big_452092_201807041454520000001.jpg)
これは、TOYOTA GAZOO Racing Recorderとセットにすることで3連メーターの表示機能を拡張したり、ラップタイム計測など多彩な機能を備えるもの。サーキットやラリーでの走行をサポートしてくれる。