JR西日本、C56形160号機が「SL北びわこ号」でラストラン

JR西日本は、C56形160号機が5月27日、北陸本線米原～木ノ本駅間を走る「SL北びわこ号」で本線での最終運転を迎えた。



「SL北びわこ号」は米原～木ノ本駅間で片道2本を運転、沿線は多くのファンらがカメラを向けた。





C56形160号機は梅小路運転区に所属し、京都鉄道博物館に収蔵する蒸気機関車で1939年4月川崎車輌にてラストナンバーとして完成した。

1980年11月22日に「北海道鉄道100周年記念号」で函館本線小樽～札幌駅間をけん引、1995年8月19日に「SL北びわこ号」として運転を開始した。



車内では乗客にラストラン記念乗車証が配布された。





14時、「SL北びわこ3号」が木ノ本駅に到着して本線運転を引退した。



ラストランに乗務した青山智樹機関士は2003年12月からC56形160号機に乗務している。



営業運転終了後は京都鉄道博物館において「ありがとうC56本線運転引退セレモニー」を開催した。