【モデリスタ】ディーラーでカスタムができる安心感 メーカー直系＆ディーラーオリジナルブランドを知るVol.2

高い精度とクオリティ、デザイン性も秀逸 進化する直系ブランド

トヨタ、ホンダ、日産、スバル、それぞれの自動車メーカーが展開している、オリジナルのカスタマイズブランド。“純正エアロ”という言葉で表現される場合もあるが、ここ最近の進化が目覚ましい。そんな直系ブランドたちの歴史と魅力を探っていく。

メーカー直系＆ディーラーオリジナルブランドVol.2

MODELLISTA／モデリスタ

精度抜群のABS製エアロキット

煌めくメッキパーツを積極導入

街中で見かける多くのアルファード＆ヴェルファイアが普通に装着しているモデリスタのエアロキット。トヨタを代表するカスタマイズブランドのモデリスタは「ディーラーで新車を購入するときに勧められた」という声もあるが、何よりも格好いい、そしてディーラーで買う＝安心して装着できるということが購入を後押し。

安心のエアロキット、その理由のひとつとして、ABS素材ということが大きなアドバンテージになっている。いまでこそABS素材のエアロキットが市場に増えつつあるが、モデリスタではどこよりも早く導入してきた。

90年代、FRPで開発していたエアロキットをABSに変更した目的は、ディーラーで安心・確実・スピーディな取り付けを目指したもの。デザインを重視するなら、細かな形状を表現しやすいFRPの方が断然有利だが、いち早くABS製エアロの開発へ舵を切った。

そんなABSエアロに華を添えたのがメッキパーツの存在。モデリスタのエアロコンセプトには、時代、トレンドを見据えたデザインが随所にとりいれられている。新型車の多くがメッキを多用するのであれば、それをセンス良くスタイルアップさせるのがエアロパーツの役割。

メッキパーツの配置にも明確な意図があり、メッキの煌めき感が一番効果的な、場所、角度を計算して導入している。その象徴的な存在といえるのがアルファード＆ヴェルファイア。嫌みなくバランス良く配置された、メッキパーツ搭載のエアロキットはアルファード＆ヴェルファイアの高級感をワンランク押し上げる。

その魅力にはまってしまう人がいま、急増中なのだ。

ヴェルファイア・30後期/Zグレード対応・2.5Lハイブリッド











ディーラーでの取り付け= 高い精度が求められた、モデリスタのエアロキット。FRPに比べ、大きなモノが作れずデザインの制約が多いと言われるABS素材であっても、十二分な存在感を放つ。フロント・リアのBSMセンサーなど、見えない部分に隠されている機能を損なわないのは当然。またメッキパーツやLEDライティングなど、時代のトレンドを見据えたデザインもモデリスタの魅力。

【PARTS SPECIFICATION】

ヴェルファイア・30後期/Zグレード対応・2.5Lハイブリッド

フロントスポイラー 7万2000円（8万円）

サイドスカート 6万2000円（7万3000円）

リアスタイリングキットA 9万3000円（10万8000円）

上記3点キット 21万1000円（23万5000円）

アドバンスフェイススタイル 17万7000円

シグネチャーイルミブレード 9万円

フロントグリルカバー 6万5000円

ヘッドライトガーニッシュ 3万5000円

クールシャインキットプレミアム 7万5000円

フェンダーガーニッシュ 4万3000円

ミラーガーニッシュ 1万7000円

バックドアガーニッシュ 2万7000円

ホイール／モデリスタ・ウイングダンサーⅨ（20×8.5）

タイヤ／ヨコハマ・ブルーアースRV02（245/40-20）

※（　）内は塗装済み価格。

基本的には新車の発表と同時にお披露目されるモデリスタ。最新モデルとなるRAV4ではON／OFF2つのスタイルを提案。最近はエアロキット以外にも、3列シートのノア&ヴォクシー&エスクァイアを2列仕様に変更した、新車コンプリートMu（エムユー）なども展開している。

LINE UP

ノア、ヴォクシー、エスクァイア、RAV4、ハリアー、50系プリウス、C-HR、シエンタ、カローラスポーツ and more.

SHOW ROOM　モデリスタ神戸

エアロキットやホイールなどを直接見ることができるショールームが神戸と東京にある。ディーラーによってはデモカーなどを展示している場合もあるが、より商品を詳しく知りたいならこちらのショールームへ。

【INFORMATION】

住所：兵庫県神戸市西区伊川谷町有瀬637-1　

電話：[phone]

営業時間：10:00〜18:00

定休日：月曜日、第2火曜日

スタイルワゴン2019年8月号より

［スタイルワゴン・ドレスアップナビ］