データ通信を最大限に活用した
エンタメ性満載のサイバーナビ
carrozzeria/CYVER NAVI
カロッツェリア/サイバーナビ
パイオニア・カロッツェリアのフラッグシップカーナビゲーション「サイバーナビ」。多機能、高音質を追求してきた次なる提案は、データ通信を活用した車室内のエンターテインメント化。
車内で可能な高速通信は編集者のつよ~い味方!?
ネットワークスティックで無制限で通信が可能に!!
移動中でも出張先でもスピーディに情報送信
車内での高速通信が可能になり、外出先でもYouTube動画や自宅のレコーダーに録画したドラマや映画が見られるようになったサイバーナビ。
家族みんなで出かけることが多いミニバンユーザーにとっては、長距離ドライブの休憩中、リフレッシュするために大好きな動画を楽しむことだってできる。
またサイバーナビ本体がWi-Fiスポットとしての役目を担うので、移動中、後席に座ってる子供たちが、通信容量を気にせずスマホやタブレットで動画やオンラインゲームを利用できるのもかなり嬉しい。
そんな高速データ通信だが、今回の取材を通して便利さを実感したのは、僕ら編集者かも!?
車内のWi-Fi化で最大5台までスマホやPCが接続可能なので、ドライバー以外は移動中でもPCを開いて撮影写真のデータ送信や原稿の受け渡しなどがスムーズにできる。
スマホとペアリングして通信する手法もあるが、通信速度が遅いうえ大容量のデータ送信は大変。実際撮影中にPCで様々な作業をしてみたが、会社のデスクとほとんど変わらない環境で、ネットの動きが遅くてストレスを感じるということもなかった。
これなら出張先でWi-Fiスポットを探すなんて苦労もなし。ただし、家族や友達同士でドライブ中、Wi-Fiがあるから忘れていた仕事を! なんてことはNGですよね(笑)。
「自宅で録画した映像をストリーミング再生」
クルマの中で映像を見る方法といえばDVDディスクを持ち込んで再生するのが一般的だった。しかしインターネット経由でのストリーミング再生によって、車内にいながら自宅レコーダーを遠隔操作して再生することが可能に。またAmazonが販売するメディアストリーミングプレーヤー「Amazon Fire TVStick」をサイバーナビに接続すれば(要別売HDMIケーブル)、様々な映画やドラマ、スポーツやバラエティなど、幅広いジャンルの映像がさらに楽しめる。
ブルーレイレコーダーなどのサーバー機器に保存された録画番組や放送中の番組を、カーナビでリモート視聴可能な「DiXiM Play forcarrozzeria」。スマホに専用アプリをまずダウンロードし、サイバーナビと自宅のレコーダーそれぞれをペアリングすることで、サイバーナビから自宅のレコーダーへのリモートアクセスを可能にしている。
「YouTube動画を簡単再生」
ホーム画面に用意されている「ストリーミングビデオ」のアイコンを選択すれば、YouTubeの再生画面へ。普段スマホやPCで利用しているのと同じように再生し楽しむことができる。再生速度が遅かったり、画質が悪いといったこともほとんどない。
録画したドラマや映画
自宅のレコーダーに録画されているドラマや映画の一覧。ジャンル別に映像を分けることも可能。パパ用、子供用などで整理しておくと録画番組の検索も簡単。
地デジやBS・CS放送
ライブチューナーのリモート視聴が可能なため、自宅エリアのTV番組、BS/CS放送も見られる。※BS/CS番組の視聴は一部対象外があります。
【SPECIFICATION】
■対応カーナビゲーション
•カロッツェリア サイバーナビ2019年モデル
AVIC-CQ910シリーズ/ CL910シリーズ/ CW910シリーズ/ CZ910シリーズ
■対応ブルーレイディスクレコーダー/ネット対応 HDD
•パナソニック「おうちクラウドディーガ」「ディーガ」
•シャープ「AQUOS 4K レコーダー」「AQUOS ブルーレイ」
•TOSHIBA「レグザタイムシフトマシン」「レグザブルーレイ」
•バッファロー「リンクステーション LS411DXシリーズ」
•アイ・オー・データ機器「REC-ON」「テレキング」「RECBOX DR」
「スマホやPCが5台まで接続可能なWi-Fiスポットに」
「docomo in Car Connect」はLTE 網を使ったデータ通信をWi-Fiを用いて利用できるインターネット接続サービス。日本全国のドコモLTEエリアで利用できるので、よほど通信状況が悪い場所でない限り、高速通信を無制限に利用できる。通常は1日(500円)/30日(1500円)/1年間(1万2000円)で利用料金が異なるが、サイバーナビのネットワークスティックセットを購入した場合、1年間無料で利用できる。
使用方法はライブインフォ画面からWi-Fiの接続画面へ進む。アイコン下には現在の使用状況や使用期限なども表示されている。
ネットワーク名やパスワードがディスプレイに表示されるので、スマホやPCに使用Wi-Fiを選択しパスワードを打ち込めば使用できる。
サイバーナビとしての基本機能もブラッシュアップ
①ディスプレイをフルフラットに
ディスプレイ前面にあった各種ボタンをすべてなくし、フルフラットなデザインに。車種専用の取り付けキットを使用するすることで、インパネまわりとの一体感あるルックスに仕上げられる。
②さらなる高画質・高音質再生へ
映像はもちろん、地図表示を高解像度で描写する高精細HDパネルを採用。サウンドをハイレゾ音源相当にアップレグレードする「マスターサウンドリバイブ」機能も搭載される。
③「自動地図更新」機能を搭載
「docomo in Car Connect」を使用することで、最新の道路や施設情報を自動でダウンロードし、「自動地図更新」する機能も新たに追加された。常に新しい道路状況でナビ案内してくれる。
④ホーム画面もシンプルに一新
ホーム画面をはじめ各種操作ボタンのデザインも変更された。ホーム画面中央にはその時に再生している音楽のジャケット画像が表示され、さらにジャケットのイメージに合わせてアイコンの色が変化していく。 ピンクやブルー、ホワイトなどとっても華やか。
AVIC-CQ910-DC
「docomo in Car Connect」に対応するサイバーナビは全8機種。ネットワークシステムを購入後即利用できるのはネットワークスティックセット(型番-DC)。今回撮影のランドクルーザープラドに装着されているのは8型ディスプレイのCL910-DC。他に9型、200mmワイド/2Dメインユニット対応の7型モデルがラインアップされる。AVIC-CQ910-DCの市場参考価格は21万円前後。
【SPECIFICATION】
9V型 HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・AV一体型メモリーナビゲーションネットワークスティックセット
問:パイオニアカスタマーサポートセンター 0120-944-111
https://carrozzeria.jp
スタイルワゴン2019年12月号より