新型デリカD:5はアゲじゃない!! ベタ落ちローダウンのシルエットが存在感抜群で絶妙にかっこいい｜輝オート・DELICA D:5

唯一無二のオフ系ミニバンはサゲもあり!

新型デリカD:5のベタ落ちが妙にカッコイイ!

DELICA D:5 produced by HIKARI AUTO

輝オート/デリカD:5（後期）

新型デリカD:5は、4WDのディーゼルで、純正でも地上高が185ミリ。アプローチアングルやディパーチャーアングルまで考えられて作られたオールラウンドミニバン。

クロカンにも劣らないオフロード性能を活かすとなれば、カスタムの方向性は当然〝アゲ〟、UPStyleにするのが基本だ。

そんな新型デリカD:5を、しかも都会的な装いを狙ったアーバンギアではなく、ゴリゴリのタフな雰囲気を醸す標準車をベースに、ベタベタにサゲてみたというのが、このクルマ。作ったのは、大阪にあるデリカ専門店「輝（ヒカリ）オート」だ。

“新型デリカD:5=アゲ”という定説を覆された感じがまず新鮮。

ブリッツの車高調で約7センチのローダウンを施し、足元はMK-007の20インチ。エアロパーツは一切付けていないが、ワイド&ローなシルエットで増幅した塊感は強烈。

さらに、ナチュラルなキャンバーが付くというのも、ローダウン派にとってはたまらないメリットだ。アゲばかりに注目がいくクルマだが、だからこそのローダウン。これは大いにあり。

ふっくらとしたボリューム感のあるフェンダーと絶妙なバランスで大口径感をアピールする20インチ。腰下のツートン塗装がさらに低さを強調する。

デリカD:5標準車特有の塊感あふれるフェイス。グリルは標準車のハニカム調ではなく、シンプルなアーバンギア純正に変更し、エンブレムとともにマットブラックに塗装。強烈な重厚感を放つ。

リアのアクセントに用いたのは、ヒカリオートオリジナルのマフラーカッター。チタン風の焼き色が適度にスポーティさをプラス。

ナチュラルにキャンバーが付く!

リアサスペンション構造がマルチリンク式なので、下げれば自然とキャンバーが付く。7センチも下げると絶妙な傾き具合に。最近のMクラスミニバンでは得られないメリット。

大口径感抜群のMKW20インチ!

光の当たり具合によって、フェイスの色味が変化するグラファイトクリアが特徴的なMKW のMK-007。サイズは20×8.5J+38で、フロントは5ミリ、リアは25ミリのスペーサーを追加。

【SPECIFICATION】

●ホイール:MKW・MK-007（20×8.5J+38）●タイヤ:ナンカン・ウルトラスポーツNS-Ⅱ（235/35-20）●エクステリア:マフラーカッター=輝オート、フロントグリル=アーバンギア純正塗装、エンブレム塗装●サスペンション:ブリッツ・ZZ-R

【SHOP INFORMATION】

輝オート

デリカの専門店として、日本全国のユーザーに支持される輝オート。パーツ販売はもちろん、新車・中古車のコンプリート販売も手掛け、店頭には多彩な仕様のデリカが並ぶ。

住所:大阪府堺市美原区今井37-3

電話:[phone]

営業時間:9:30〜19:00

定休日:火曜日

http://www.hikariauto.co.jp

スタイルワゴン2019年9月号より

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