日常的な買い物や通勤がメインになるのか、それとも週末に遠出をしてキャンプなどのアウトドアレジャーを楽しむことを重視するのかなど、使用するシチュエーションによって選ぶ車は変わってきます。自身が望むカーライフにはどのような装備が必要なのかを把握し、最適なグレードを選ぶことが満足度の高いカーライフを実現するひとつのポイントといえるでしょう。
ここでは、ホンダ「フリード+」のグレードについてご紹介します。
- ガソリン車・ハイブリッド車それぞれに2種類のグレードと1種類の特別仕様車の設定がある
- 上位グレードの「CROSSTAR」はクロスオーバーテイストが魅力
- コストパフォーマンスが高い「G」もしくは「HYBRID G」がおすすめグレード
フリード+のグレード構成
フリード+は、1.5L直列4気筒ガソリンエンジンと、「SPORT HYBRID i-DCD」と呼ばれるハイブリッドシステムの2種類のパワートレインをラインナップしています。
グレードはそれぞれのパワートレインに「G」「CROSSTAR」の2種類が設定されており、パワートレインによるグレード構成の違いはありません。さらに、特別仕様車「BLACK STYLE」が「G」「CROSSTER」それぞれに設定があり、駆動方式は全グレード・特別仕様車で2WDと4WDから選択が可能です。
なお、フリード+の内装、安全性能については別記事で詳しくご紹介しています。
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フリード+のグレードごとの装備内容
ここからは、フリード+のグレードごとの装備内容の違いを比較していきましょう。
〈グレード別比較表〉
グレード | G/CROSSTER | HYBRID G/HYBRID CROSSTER |
---|---|---|
エンジン | 1.5Lガソリンエンジン | 1.5Lエンジン+モーター (ハイブリッドシステム) |
駆動方式 | 2WD・4WD | |
燃費 (km/L、WLTCモード) | 17.0(2WD) 15.6(4WD) | 20.9(2WD) 19.8(4WD) |
全長(mm) | 4,295(2WD) 4,265(4WD) | |
全幅(mm) | 1,695 | |
全高(mm) | 1,710(2WD) 1,735(4WD) | |
最小回転半径(m) | 5.2 |
※特別仕様車の諸元はそれぞれのベースグレードに準じる
両側パワースライドドアが標準装備のベースグレード「G」/「HYBRID G」
〈グレード「G」「HYBRID G」の車両本体価格〉
グレード | G | HYBRID G | ||
---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD |
価格 | 242万4,400円 | 258万9,400円 | 271万400円 | 287万5,400円 |
フリード+では、ベースグレードの「G」にも両側パワースライドドアが標準装備されます。
リモコンや運転席のスイッチ操作、またはドアハンドルを少し引くだけでドアが自動で開閉します。また、オプションの「ハンズフリースライドドア」を選択すると、足をスライドドア下にかざすだけでスライドドアが自動で開閉してくれるので、より利便性が向上します。
また、キーを携帯しておけばパックはポケットに入れたままでドアやテールゲートの解錠・施錠ができるHondaスマートキーシステムやプラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナーなどの基本的な快適装備はもちろん、ホンダ自慢の安全運転支援システム「Honda SENSING」も標準装備です。
日常的に使用する車としては十分な機能が搭載されているといえるでしょう。さらに、「G」にはパッケージオプションの「Sパッケージ」の追加が可能です。
「Sパッケージ」は、本革巻のステアリングホイールやコンビシート&専用インテリア、15インチアルミホイールなどが追加される、内外装の質感をアップするパッケージオプションです。
クロスオーバーテイストの「CROSSTAR」/「HYBRID CROSSTAR」
〈グレード「CROSSTER」「HYBRID CROSSTER」の車両本体価格〉
グレード | CROSSTER | HYBRID CROSSTAR | ||
---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD |
価格 | 264万4,400円 | 280万9,400円 | 297万4,400円 | 313万9,400円 |
2019年10月のマイナーチェンジのタイミングで追加された「CROSSTAR」は、専用のフロントグリルやフロントバンパー、フロント・リアロアースポイラー、サイドシルガーニッシュ、ルーフレール、LEDフォグライトなどを搭載し、アウトドアシーンに似合うクロスオーバーテイストのエクステリアを持つのが特徴です。
専用デザインの15インチアルミホイールがSUVのような力強い存在感のある足元を演出します。なお、内外装のデザイン以外の機能・装備に関しては、「G」の内容に「Sパッケージ」を追加したものとなっています。
特別仕様車「BLACK STYLE」
〈特別仕様車「BLACK STYLE」の車両本体価格〉
グレード | G | HYBRID G | CROSSTER | HYBRID CROSSTAR | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD |
価格 | 249万400円 | 265万5,400円 | 277万6,400円 | 294万1,400円 | 272万300円 | 288万5,300円 | 305万300円 | 321万5,300円 |
「G」「CROSSTER」それぞれのグレードに設定のある「BLACK STYLE」は、エクステリアに効果的にブラックをあしらってより引き締まった精悍なスタイルとした特別仕様車です。
「G 特別仕様車 BLACK STYLE」はダーククロームメッキのフロントグリルガーニッシュとリアライセンスガーニッシュ、「CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE」ではブラッククロームメッキのフロントグリルガーニッシュとリアライセンスガーニッシュと、グレード間で若干の違いがあります。
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フリード+のおすすめグレードは「G」
フリード+はベースグレードの「G」「HYBRID G」でも両側パワースライドドアやプラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナーなどを備え、コストパフォーマンスが高いのが魅力です。デザインに特にこだわりがないのであれば、「G」もしくは「HYBRID G」がおすすめといえるでしょう。
しかし、クロスオーバーSUVのようなデザインの「CROSSTER」や、より引き締まった「BLACK STYLE」も、車のルックスにこだわる方にはかなり魅力的。予算にこだわらず好きなグレードを選び、満足度の高いカーライフを送りたいのであれば定額制で新車に乗れるカーリースがおすすめです。
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よくある質問
Q1:フリード+のグレード構成は?
A:フリード+には1.5L直列4気筒ガソリンエンジンと、「SPORT HYBRID i-DCD」という名のハイブリッドシステムの2種類のパワートレインがあり、それぞれに「G」「CROSSTAR」の2つのグレードと、特別仕様車「BLACK STYLE」の設定があります。
Q2:フリード+のグレードの違いは?
A:ベースグレードの「G」「HYBRID G」は両側パワースライドドアやプラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナーを搭載しています。「CROSSTAR」「HYBRID CROSSTAR」はクロスオーバーテイストの内外装が持ち味の上位グレード。「BLACK STYLE」はエクステリアの随所にブラックをあしらい、精悍でスポーティーさを強めた特別仕様車です。
Q3:フリード+のおすすめグレードは?
A:実用性が申し分なく、コストパフォーマンスも高い「G」もしくは「HYBRID G」がおすすめです。
※この記事は2023年9月1日時点の情報で制作しています