連帯保証人とは、カーリースを利用している契約者がその料金を支払えなくなった場合、代わりにその支払い義務を負う人のことです。
カーリースを契約するにあたり、必ずしも連帯保証人を立てなければいけないわけではありませんが、審査の際に、申込者の支払能力や社会的信用性に不安要素があると、カーリース会社がその担保として連帯保証人の付帯を求めることはよくあります。
では、どういったケースで連帯保証人が必要になるのでしょうか。また、連帯保証人になるための条件はあるのでしょうか。
そこで、要連帯保証人が求められる状況や、依頼できる相手について、具体的に見ていきましょう。連帯保証人を立てられない場合の対処法などもご紹介します。
- カーリースを契約するには連帯保証人が必要とは限らない
- 20歳未満や収入が少ない方などは連帯保証人が求められる
- 連帯保証人がいなくても、保証会社を利用すれば契約できることがある
カーリースで連帯保証人が必要になる6つのケース
カーリース会社が、連帯保証人の付帯を求めるのは、万一契約者が支払不能になっても、利用料金を回収できるようにするためです。つまり、契約にあたり申込者に何らかの不安要素がある場合、連帯保証人が求められます。その反面、連帯保証人を立てることで、カーリースを契約できる可能性がぐっと高まるとも考えられます。
ここでは、連帯保証人が必要となるおもなケースを6つ見ていきましょう。
年収が低い、また借りる車が高すぎる
カーリースの審査では、支払能力が重要視される傾向があり、収入が極端に少ない方や年金受給者の方などは、契約にあたり連帯保証人が求められる場合があります。
また、年収が高くても、契約する車が高額であるなど、支払いが滞る可能性が考えられる場合に、連帯保証人の付帯を求められることがあります。
収入が不安定になりやすい雇用形態
カーリースの審査では、収入の安定性を重視するため、雇用形態や勤続年数もチェックされます。
そのため、一般的に、正社員に比べて、非正規雇用や無職のほうが審査に不利になる傾向があります。
非正規雇用だからといって一概に連帯保証人が必要なわけでありませんが、審査において収入の安定性が不安視される場合は、連帯保証人が求められる場合があるでしょう。
勤続年数が1年未満
勤続年数もカーリースの審査では重要です。就職したばかりや、転職などで勤続年数が1年未満の場合、審査で不利になりやすいとされています。
1年が経過してから審査に申し込むことをおすすめします。
専業主婦(主夫)や学生
専業主婦(主夫)や学生などは単独で契約するのは厳しく、配偶者や両親などで安定した収入源のある方を連帯保証人に立てるケースが多いといえます。
なお、カーリース会社によっては、契約に年齢制限を設けているところもあり、20歳未満の方は、連帯保証人を立てても利用できないことがあるでしょう。
無職や年金受給者である
無職の方は、カーリースの契約には、連帯保証人がほぼ確実に必要です。
一方、年金受給者の場合、年金のほかに不動産収入がある、十分な資産があるなどのケースでは、必ずしも連帯保証人が求められるわけではありません。
ただし、収入が年金のみに限られる方は、連帯保証人を付けることが条件となるケースが多いでしょう。
他社での借入れが多い
カーリースの審査では、ローンやクレジットカードのキャッシングなど他社からの借入状況もチェックされます。高額な借入れがある場合、また、少額でも多数の会社からの借入れがある場合は、申込者の支払い能力に対して不安要素があると見なされ、連帯保証人が必要となるケースがあります。
信用情報にネガティブな記録がある
カーリースの審査では、これまでに契約したローンや、クレジットカードなどの支払状況が記録されている信用情報もチェックされます。「支払いの滞納がある」「債務整理歴がある」といったいわゆるブラックリスト掲載者の場合は、特に連帯保証人が求められるケースが多いでしょう。
審査に通るか試しておくと安心
審査に不安のある方は、「おトクにマイカー 定額カルモくん」の「お試し審査」がおすすめです。
オンラインから5分程度で簡単に申込みが完了し、即日審査結果がわかります。
結果に基づいて車種やプランを変更でき、また、審査後のキャンセルも可能です。気軽に試してみましょう。
連帯保証人は誰に頼んでもいい?
連帯保証人は、カーリース申込者の支払能力や社会的信用を担保するために必要とされます。そのため、連帯保証人もカーリースの審査に通るための十分な条件を満たしていることが求められるでしょう。
連帯保証人になるために必要な条件を見てみましょう。
〈連帯保証人になれる方のおもな条件〉
- 20歳以上
- 安定した収入がある(雇用形態が正社員など)
- 勤続年数が1年以上である
- 年収が200万円以上
- 税金の未払いなどがない
- 反社会勢力ではない
など
カーリース会社によっては、親や兄弟などの親族であることが条件とされるケースもあります。なお、親族であっても高齢や年金で暮らしている場合などは連帯保証人になれない可能性もあるでしょう。
連帯保証人を立てずにカーリースを契約することはできる?
連帯保証人を立てたくても、連帯保証人を頼める人が身近にいない、あるいは立てたくないという方もいるでしょう。そのような場合、保証会社を利用する方法があります。
保証会社とはどのようなものか、また、どのように利用したらいいのか、見てみましょう。
保証会社とは
保証会社とは、契約者が利用料金を滞納した場合などに、保証人の役割をしてくれる会社のことです。連帯保証人の代わりに、保証会社を用いてもカーリースを契約できる可能性を高められます。
ただし、カーリースで保証会社を利用する場合は、一般的に月額料金に保証料が加算され、金銭的な負担が増えることを知っておきましょう。
なお、契約者が支払い不能になった場合、カーリース会社への支払いは保証会社が肩代わりしてくれます。ただし、同時に保証会社は、契約者に対しその肩代わり分を請求することが可能です。これは代位弁済といい、この時点でブラックリストに載ってしまうことに注意する必要があります。
保証会社を利用する方法
原則的に、保証会社はカーリース会社が紹介することになっており、保証会社を利用できるかどうかは、カーリース会社によって異なります。中には保証会社を利用できない会社も存在します。
ここからは、保証会社の利用が可能なカーリース「定額カルモくん」で保証会社を利用する場合のプロセスを、定額カルモくん店長・若林由晃さんのアドバイスとともに見ていきましょう。
保証会社もしくは連帯保証人が必要かは審査の結果次第
定額カルモくんを含め多くのカーリースでは、審査前に申込者が「連帯保証人を付けたい」「保証会社を利用したい」と希望を出すことはできません。審査会社が申込者の支払い能力などをチェックしたうえで、「連帯保証人が必要です」あるいは「保証会社の利用が必要です」と連絡が来ます。
また、「連帯保証人でなければならない場合」「連帯保証人もしくは保証会社で構わない場合」なども審査によって変わってきます。
連帯保証人を立てるか、保証会社を利用するかが決まれば、改めて審査を行います。
そもそも審査に通らない方の場合には、「連帯保証人が必要」、「保証会社利用で契約可能」といった連絡がきません。保証会社もしくは連帯保証人さまをお付けして再度審査して問題なければ、お車のご提供が可能になります。
必要書類はいつ準備すればいい?
「連帯保証人が必要」、もしくは「保証会社を利用すれば契約可能」な場合、まず、定額カルモくんの担当者が申込者に連絡し、方法が決まれば、担当者が必要書類を送付します。一般的に保証会社の利用は、申込時の書類で事足りますが、連帯保証人の場合は、連帯保証人の確認書類、契約書への捺印、場合によっては収入を証明できる書類が必要です。
連帯保証人を立てる場合は、のちのち問題にならないように、月々の料金や利用料金、車が必要な理由などきちんと説明しておくようにしましょう。保証会社を利用する場合は、保証料が加算され、金銭的な負担が大きくなる点を理解しておくことが大切です。
連帯保証人を頼めない方にもおすすめのカーリースは?
カーリースの審査基準や連帯保証人が必要になる基準は一般に明かされておらず、カーリース会社によっても異なります。
ただ、審査対象となる年間の利用料金を抑えやすいカーリースなら、連帯保証人や保証会社を利用するしないにかかわらず、審査ハードルが下がりやすいといえます。
その条件を満たしたカーリースとして、定額カルモくんが挙げられます。
なぜ、定額カルモくんが審査の面でおすすめなのか、理由を見てみましょう。
なお、定額カルモくんでは、連帯保証人だけでなく、保証会社の利用を案内するケースもあります。
業界最安水準*で、月々10,000円台から利用可能
カーリースは総額を契約年数で割って月額料金を算出するため、契約期間を長くするほど、年間の利用料金は抑えられます。
7年や9年などの契約期間のカーリース会社が多い中、定額カルモくんでは、最長11年での契約が可能となっており、長期で契約して年間の利用料を下げることが可能です。
このような特徴から、定額カルモくんは、業界最安水準*の料金設定を実現しており、月々10,000円台から新車を利用できるので、審査のハードルが下がりやすくなっています。
お試し審査で利用可否を簡単にチェックできる
定額カルモくんでは、審査に通るか簡単にチェックできる「お試し審査」が用意されおり、 ひとまず仮の車種で審査を行い、連帯保証人や保証会社なしで契約できるのか確認が可能です。
審査通過後に車種やプランの変更やキャンセルをすることもできます。気軽に試してみましょう。
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
自身のスタイルや経済状況に合ったプランでカーリースを契約しよう
カーリースを契約する際は、事前に月々の支払いをシミュレーションし、自身の生活スタイルや経済状況に見合ったプランを選ぶことが大切です。
連帯保証人を立てたり、保証会社を利用したりしてカーリースを契約した場合でも、基本的に利用規約に則り、支払いの滞納等を起こさなければ、問題はありません。
定額カルモくんの「お試し審査」では、審査通過後に、自身に合った車種やプランをスタッフに提案してもらうことが可能です。連帯保証人や保証会社を利用すれば審査に通るかもしれないがある場合、そのことを案内してもらえる可能性もあります。
下のバナーから試しに申し込んでみましょう。
よくある質問
Q1:カーリースの契約に連帯保証人は絶対必要?
A:絶対に必要というわけではありません。極端に年収が低い方、信用情報にネガティブな記録がある方、また、学生や主婦(主夫)の方が申込む場合は、契約にあたり連帯保証人が求められることがあります。なお、申込者が20歳未満である場合、ほとんどのカーリースで連帯保証人が必要です。
Q2:連帯保証人の条件は?
A:正社員である、年収が200万円以上、勤続年数が1年以上、20歳以上などの条件を満たす方が適しています。また、連帯保証人には税金の未納などがないことや反社会勢力とのつながりがないことも求められます。
Q3:連帯保証人を立てずに契約できるカーリースはある?
A:連帯保証人の代わりとなる、保証会社を紹介してくれるカーリースもあります。「おトクにマイカー 定額カルモくん」もそのひとつです。なお、定額カルモくんは業界最安水準の月々10,000円台から利用できるので審査のハードルが下がりやすく、連帯保証人を立てなくても審査に有利になりやすいでしょう。
※この記事の情報は2024年9月4日時点の情報で制作しています