目次
直売所が運営するお店でいただく新鮮なカニ
城崎温泉は文学・お土産・フォトスポットでいっぱい
城崎温泉の日帰りでも気軽に立ち寄れる「外湯」
カニのフルコースや城崎温泉を満喫できるバスツアー
1分動画で香住ガニのフルコース&城崎温泉を散策
まずは動画で兵庫県のブランドガニ「香住ガニ」が食べられるフルコースと、城崎温泉周辺の様子をご覧ください!
直売所が運営するお店でいただく新鮮なカニ
今回カニ料理をいただいたのは「かに八代 れんが亭」というお店です。名前の通りレンガ造りの建物が特徴的。
「かに市場」という直売所が運営しているため、日本海の漁場から仕入れたばかりの新鮮なカニをいただけるのがうれしいポイント! ちなみに、れんが亭の敷地内にはかに市場が運営するお土産屋さんがあり、鮮魚や水産加工品、スイーツなども購入できます。
お店のすぐ近くには海を間近に望める場所も。ツアーによっては食後に自由時間が設けられるので、晴れやかな空と日本海という絶景を楽しめますよ。
タグ付き「香住ガニ」をたっぷり2杯味わえるバスツアー
「れんが亭」で頂けるのは香住ガニ2杯分のフルコース。「香住ガニ」とは、兵庫県香美町で水揚げされたベニズワイガニのことで、関西でも珍しいブランドガニなんです。
毎年9月から6月と漁期が長いこともあり、ブランドガニの中では比較的リーズナブルなんだとか。
香住ガニは養分たっぷりで水温が低い地域で育ったこともあり、きゅっと引き締まり甘みの強い身が特徴的。「れんが亭」でも登場するカニのお刺身ではそんな香住ガニならではの旨味を楽しめますよ。
ゆでガニ、刺身、カニすき…コースはカニづくし
ガイドさんに案内してもらい店内に入ると、貸切の座敷に案内されます。靴を脱いで上がる座敷ですが椅子が用意されているので、足が疲れることもありません。
座敷に上がるとさっそくメインのカニのフルコースが登場! すべての料理が用意された状態なので、お腹がペコペコでもすぐに食べ始められますよ。
机を覆うようにカニ料理がずらりと並ぶ様子にテンション上がります!
まず目を惹くのはお皿にのった1杯の香住ガニとゆでガニ、カニすき、そして珍しいカニみそ。こちらは着席したタイミングで着火し、火が消えたらいただくスタイルなので、その場でアツアツのカニをいただけます。
カニすきやゆでガニを待っている間は、カニのお刺身をいただきます。直売所のお店だからこそ可能な新鮮さ、そしてとろけそうな食感と口に広がる甘さがたまりません!
机の上に鎮座する香住ガニも1杯まるまるいただけるのがなんとも贅沢。おしぼりにハサミ、殻の捨て場と道具も用意万端で、心置きなく、カニの美味しさを堪能できます。
甲羅を割るとたっぷりと詰まったカニみそが! これも1杯そのままカニを味わえるコースならでは。
そうこうしているうちに食べごろになったカニすき、ゆでガニ、カニみそ。ほかほかと湯気が立つ様子は、寒い冬にはなんとも沁みわたります。
小鉢やデザートもしっかりついており、なんとごはんはおかわりし放題。
各テーブルに温かいお茶が用意されていますが、ソフトドリンクやビール、ハイボールやチューハイなど別料金でオーダー可能。ほろ酔い気分でカニを味わってみてはいかがでしょうか。
かに八代 れんが亭
城崎温泉は文学・お土産・フォトスポットがいっぱい
カニのコースを味わった後は、関西でも人気な温泉街「城崎温泉」へ。お腹いっぱいで眠気があっても、バスで楽々移動できるのがバスツアーのメリットですね。
「大谿川」と「円山川」に沿って温泉や旅館、お店がずらりと並ぶ城崎温泉は見どころたっぷり。
まず「城崎温泉」で思い出す大谿川はマストで見ておきたいスポット。風で揺れる柳や穏やかな川の流れ、石造りの橋が情緒にあふれ、つい写真に収めたくなります。
城崎温泉駅から近い「駅通り」にはお土産屋さんが多く並んでいて、お店を回るだけでも1日が経ってしまいそう。城崎温泉ならではの温泉まんじゅうやスイーツ、入浴剤などが購入できるので、旅の思い出を持ち帰ってみては。
有名な観光地ということもあり、おしゃれなカフェやスイーツショップ、アクセサリーショップなど、この地にしかないようなお店も見どころのひとつ。
BAG GALLERY GENBU
トキワガーデン
- 住所
- 豊岡市城崎町湯島788
- TEL.
- 0796-21-9126
- 予算
- 朝昼~¥999夜-
- 営業時間
- 9:30~18:00(L.O.17:30)
- 定休日
- 不定休
お芋とカヌレ 城崎足湯カフェ
- 住所
- 豊岡市城崎町湯島86
- TEL.
- 079-621-9144
- 予算
- 朝昼~¥999夜-
- 営業時間
- 9:30~20:30 ※時短営業中は 9:30~17:30までの営業となります。
- 定休日
- 不定休
アイスや温泉まんじゅう、ドリンクなどテイクアウト可能なフードメニューも多数あるので、城崎温泉の風情ある景色を見つつ食べ歩きも。
花兆庵
- 住所
- 豊岡市城崎町湯島411
- TEL.
- 0796-32-3811
- 予算
- 朝昼~¥999夜¥2,000~¥2,999
- 営業時間
- [月~金・日] 7:30~22:30 [土] 7:30~23:00
- 定休日
- 不定休
谷崎潤一郎をはじめとし、文豪が訪れたことで「文学の街」としても知られる城崎温泉なだけあり「城崎文芸館」やブックカフェといった文学にまつわるスポットもいくつか存在します。
短編喫茶 Un
- 住所
- 豊岡市城崎町湯島127
- TEL.
- 0796-32-4677
- 予算
- 朝昼¥1,000~¥1,999夜-
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 木曜日
城崎文芸館
駅通りから少し離れた場所にある「木屋町通り」は、中心地とはまた少し違う落ち着いた雰囲気が漂います。
2008年と比較的最近できた「木屋町小路」という観光スポットも。エステや休憩スポット、美容にいいビネガー専門店、麦わら細工のお店など、新スポットならではのお店が並びます。
城崎温泉の日帰りでも気軽に立ち寄れる「外湯」
城崎温泉で外せないのが、もちろん温泉!
旅館やホテルに温泉はありますが、城崎温泉は「さとの湯」「地蔵湯」「柳湯」「一の湯」「御所の湯」「まんだら湯」「鴻の湯」の7つの外湯巡りが有名。日帰りバスツアーで行くなら、ぜひこれらの外湯に立ち寄ってみましょう。
いずれも700円ほどの入湯料を支払えば入れますが、外湯1日券の「ゆめぱ」なら、1,300円(2023年1月現在)ですべての外湯に入り放題なので断然お得! ただし、外湯に入るならタオルなどの持ち物を持参すること、定休日のチェックもお忘れなく。
城崎温泉駅すぐ近くの「さとの湯」など、無料の足湯が設置されている外湯もありますよ。
カニのフルコースや城崎温泉を満喫できるバスツアー
歯ごたえしっかりで甘みのある「香住ガニ」は兵庫県・香住だけのブランドガニ。城崎温泉街~香住は車で40~50分ほどの距離ですが、カニをたらふく食べた後にのんびり城崎温泉を巡れるのはバスツアーだからこそ!
「食」と「温泉」の両方に浸りたい人はぜひチェックしてみては。
(つちだ四郎)