ざっくり、こんな宿泊施設
- 進化型カプセル「スマートポッド」は2号店でも採用。壁面に絵が描かれた「アートポッド」も
- 目的や気分にあわせて自由に選べる、2フロアの共用スペース
- 「ドロップイン」利用で、夜行バス出発前・到着後の身支度もバッチリ!
2018年3月15日、ミレニアル世代向けに特化した宿泊施設「The Millennials(ザ・ミレニアルズ)」の2号店が渋谷にオープンしました。
昨年7月にオープンした京都・河原町三条の1号店には、既に世界中から述べ1万人以上が宿泊する好評ぶりなのだとか。2号店の「The Millennials Shibuya」もどんな空間になっているのか、期待が高まりますよね。早速チェックしましょう!
合理的かつ自由なミレニアルズの趣向に合わせた「The Millennials Shibuya」の施設をチェック!
渋谷マークシティバスターミナルから約10分ほど歩くと、「The Millennials Shibuya」が見えます。
「The Millennials Shibuya」の大きな特徴は、ミレニアル世代(1980年以降生まれの人たち)にあわせた設備やサービスを提供していることです。
物心ついた頃からデジタル環境に慣れ親しんでいるミレニアル世代は、合理的かつ自由な発想で物事を考える傾向があると言われています。そんな彼らの趣向を反映させている「The Millennials Shibuya」の注目ポイントは、次の3つです。
【ポイント1】 好評の進化型カプセル「スマートポッド」で、合理的かつ快適な休息
京都の宿泊客からも好評だった進化系カプセル「スマートポッド」は、渋谷でももちろん踏襲されています。
宿泊スペースの広さは、幅120cm×奥行210cm×高さ230cm。睡眠をとったり、寝転がりながら読書をしたりするには十分な広さです。
京都と同様、スマートポッド内の照明や空調の調整、そしてアラーム設定はすべて、iPod touchで行います。
さらに、スマートポッドでのアラームは、「照明」と「リクライニング」で起こします。iPod touchで設定した時間になると、ベッドが自動で傾きはじめるので、強制的に身体が起こされます。
【ポイント2】 目的や気分にあわせて自由に使える、2フロアの共用スペース
4階ラウンジの左手には座面が低いソファやチェアが並ぶ一方で、右手には机上がデジタルパネルになったインパクト抜群のカウンターテーブルが並んでいます。
夜には照明が暗くなり、都会のアンダーグラウンド感が漂います。渋谷で滞在したことが強く印象に残りそうな非日常的な空間です。
ワークスペース「andwork」も兼ねている3階は、静かに集中して仕事や読書をするのに最適。
4人掛けのボックス席や、向かい合わせで座る大きなテーブルなど、どのスペースでも快適に仕事ができそうです。
すべての席の近くにコンセントが設置されているのも、嬉しい心遣いですよね。
必要以上の仕切りがない空間なので、居合わせた宿泊客やワークスペース利用者同士で会話が始まり、いつの間にか仲良くなる……なんて、多様な人が集まる場所ならではの新たな出会いもあるかも!?
1号店の京都でも、共用スペースに集まる人同士でさまざまな交流が生まれているそうですよ。
【ポイント3】 限定20室! 個性豊かな絵が壁面に描かれた「アートポッド」で、宿泊の楽しみがアップ
「The Millennials Shibuya」で初めて導入されたのが「アートポッド」。
1フロア内にある全20室の壁面が、20人のアーティストによってアート作品に彩られているんです。
モノトーンの線画でシックな印象の部屋もあれば、異国情緒が漂うカラフルな模様が描かれた部屋もあり……まさに「20人20色」のフロアになっています。
いつも過ごす部屋とは明らかに違う空間でくつろぐと、旅行で感じていた非日常気分がさらに盛り上がりそう!
通常のスマートポッドの料金プラス1,000円前後(時期により変動あり)で、アートポッドに宿泊できます。
バス乗車前後の時間を有効活用できる「ドロップイン」
高速バス移動の旅で悩むことの一つに、バス発着時間前後の過ごし方があるのではないでしょうか。そんな悩みを解決してくれるのが、「ドロップイン」サービスです。
午前6時30分から翌午前1時まで(最終受付21時)、ワークスペースとラウンジが、自由に利用できます。利用料は1時間につき800円、1日利用で3,000円です。
3階ワークスペースと4階ラウンジで読書や仕事などをしていれば、バス出発までの時間つぶしにもなります。
さらに、有料オプションでシャワー(400円+税)と、客室(1時間1,000円+税、以降1時間ごとに500円+税)も利用できます。シャワーは、到着後に身だしなみを整えたいときや、バス出発前に身体を洗っておきたいときに、ぜひ利用したいですね。高速バス移動で疲れたら、客室で昼寝をする……なんて使い方もできます。
暮らすように泊まれる空間づくりを支える、3つの嬉しいサービス
ここまでに紹介したサービス以外にも、「The Millennials Shibuya」では、宿泊客が暮らすように泊まれるために、さまざまなサービスを用意しています。
1. 宿泊客のリクエストに応えて、「コインランドリー」を導入
「The Millennials Shibuya」で新たに導入されたサービスが、コインランドリーです。フロアごとに洗濯乾燥機が各1台ずつ設置されています。宿泊地にコインランドリーがあれば、持って行く服の枚数を減らせるので、荷物を軽くすることができますよね。
1号店の京都にも、近日中にコインランドリーが設置される予定だそうですよ。
2. 朝食は4階ラウンジで。バルミューダトースターで焼くふっくらパンとコーヒーを
朝食は朝7時半から9時半まで。4階キッチンに並ぶ数種類のパンを、自由にいただくことができます。
バルミューダのトースターで焼くと、パンがさらにふっくらして美味しくいただけますよ。
24時間自由に利用できるコーヒーメーカーからコーヒーを入れて、ゆったりした朝のひとときを過ごしましょう。
私は4階ラウンジのソファ席で朝食を食べ終えた後も同じ席に残り、コーヒーを飲みながらこの記事の執筆を進めていました。外から光が差し込む明るい空間だったので、リラックスしつつも集中して仕事を進められました。
3. 部屋でも共用スペースでもリラックスして過ごせる室内着
室内着は、上下1セット300円でレンタルできます。宿泊フロアはもちろん、ラウンジとワークスペースにも自由に出入りできるよう、一般的なビジネスホテルにある室内着と比べてお洒落なデザインになっています。
サイズはユニセックスS、M、Lの3サイズ展開です。
東京滞在の楽しさが増す「The Millennials Shibuya」で、快適かつ非日常的な宿泊体験を
宿泊価格は1泊6,000円前後で、時期により変動があります。ゲストハウスほどの安さではありませんが、その分、快適な滞在をサポートするサービスがあったり、宿泊施設らしからぬスタイリッシュな空間を楽しめたりする点が、「The Millennials Shibuya」の魅力なのだと感じました。
近いうちに観光や出張で東京に行く人は、ぜひ「The Millennials Shibuya」に泊まってみてくださいね!
快適かつ非日常的な宿泊体験ができて、東京滞在をさらに楽しめますよ。