ライブ遠征に行く人なら高確率でお世話になる「高速バス」
私はとあるバンドのファンで、月に2~3回は必ずライブに行きます。自宅から電車に乗って数十分、という近場のライブも行きますが、そのバンドが出演するとなると数十km離れた遠方に行くことも。あまりにも遠方に行く回数が多くなると、やっぱり交通費がかさんできます......。
そんな時、お世話になっているのが「高速バス」なんです!
高速バスは、かなり距離がある場所でも格安バスならなかなか1万円を越えないという超リーズナブルな交通手段。金欠なときや「交通費を抑えてもっとライブへ行く回数を増やしたい!」なんて時にはかなり助けてもらっています。
この記事では、私が高速バスでライブ遠征するときの持ち物・気をつけているポイントをご紹介していきます!
ライブ遠征するなら持っていきたいもの
「ライブ遠征」となると、通常の旅行と比べ、プラスアルファの荷物が増えます。まずは、普通の観光やビジネス目的の旅行でなく「ライブに行くときに必要なもの」をご紹介します。
●バンドのグッズ
旅の荷物はできるだけ少なくしたいもの。ですが、ライブ遠征するなら必ず持っていきたいのが、バンドのグッズです! 私の場合は、
・バンドTシャツ(冬場はパーカーも)
・ラバーバンド
・タオル
は必ず持っていきます。
旅をする上で必需品......というわけではもちろんありません。ですが、大好きなバンドのライブを観に行くなら、これらのグッズを持っていく・行かないでは士気が大いに変わってしまいます!(あくまで私の場合です!)
アイドルや声優のライブなら「ペンライト」「キンブレ」なども持っていきたいところですね。
※キンブレ…コンサートで用いる電池式のペンライトのこと。カラーや光の量を調節することができる。1回限りで使い捨てる「サイリウム」とは異なり、電池を交換することで何度も使用することが可能
●ボディバッグ
「ボディバッグ」とは、少量の荷物を持ち運べる斜めがけのかばんのことです。フェスやライブだと、ほとんどの人がボディバッグか、それに近い小さなサイズのバッグを持っていきます。
※マンハッタンポーテージ ボディーバッグ(6,264円)
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リュックや普通サイズのカバンをライブハウスやコンサートホールに持ち込んでしまうと、どうしても近くの人の邪魔になってしまいます......。なので、
・水分
・スマホ
・お金
・チケット
など、必要最低限の持ち物だけをボディバッグに入れていきます。
ちなみに、ライブに行く人の間では「チケットとお金さえあればなんとかなるから!」という風潮があります(笑)なので、近場のライブや遠方のライブ問わず「チケット」と「お金」だけは忘れないように心がけています。
また、私の場合ですが、ボディバッグは高速バスの移動でも重宝しています! 基本的に、大きな荷物やリュックサックなどは、トランクや網棚に預けておきますよね。そうなると、必要な荷物を取り出したい! という時に取り出せず、途方に暮れることも。なので、私はバスに乗り込んだらまず
・財布
・メガネとコンタクトケース
・メイク落とし
・水分
・充電器
・スマホ
をボディバッグの中に入れて、あとの荷物は網棚に置いてしまいます。そうすれば、深夜にパーキングエリアへ行くときなど慌てる必要もありません。メイクを落としてコンタクトを外してあとはもう眠るだけ、という状態に持ち込むことができます。
高速バス車内での必需品
さて、次はライブ遠征時にバス車内で必要と感じた持ち物をご紹介していきます。
ホテルに泊まるなら、アメニティや寝巻きが用意されていますよね。ですがバス泊では、自前で用意しておかないと困る、気持ちよく過ごせない、という物も多いです。
●充電器
これは遠方に行くなら必需品でしょう! 土地勘のない場所で、スマホが使えなくなるとパニック状態になってしまいます......。また、ライブによっては電子チケットの場合もありますし、スマホは移動時間に充電を済ませ、常に使用可能にしておきたいものです。
また、コンセントのないバスに乗る、初めて行く土地や周囲にあまりお店がないような土地に行く場合には、電池や事前充電で利用できるタイプの充電器を持っていくのもおすすめです。
私も過去に何度か充電器を忘れ、それでも電子チケットを使わないといけないのでわざわざコンビ二で充電器を買う......という経験があります。家で電池を満タンにしておいたポータブル充電器を忘れないように心がけています。
充電用コンセント・USBがあるバス便
●過ごしやすい服
高速バスの遠征となると、バス車内で1泊することもよくあります。その場合、ライブ会場へと行くまでに着ていく服とは別に、バス車内で過ごすための服を持っていくと快適に過ごせます。私の場合だと
・パーカー
・ライブでは着ないバンドTシャツ
などをバス車内用の服として持っていくことが多いです。
ワンピースや気合を入れた可愛い服しか持っていかないと、寝ているうちにシワになるんじゃないかと思い気になって眠れなくなります。パジャマやルームウェアとは行かずとも、自宅でダラダラ過ごすときのような服を1枚バッグに入れておくと気楽ですよ!
●化粧ポーチ&スキンケア用品
こちらは女性ならではの持ち物です。例えば、仕事に行くときやちょっと遊びにいくとき。私の場合ですが、それくらいの外出なら化粧ポーチには最低限のメイク用品しか入れません。ですが、バス泊を含むライブ遠征となると、そこに
・化粧水
・乳液
・クレンジング
などをプラスします。
やはりライブで激しく汗をかいたあと......。1日くらいいいか、と思っていても、スキンケアをせずに夜を明かすと肌がガサガサ、なんてこともありました。
それでも荷物はなるべく増やしたくないので、使いきりタイプを持っていきます。コンビ二で300円程度で売ってるお泊りセットや、小旅行用の小さなボトルに詰めかえていくことをおすすめします。
ライブ遠征で高速バスを利用するときに注意したいこと
ライブ遠征で向かう土地は、大抵の場合、初めて行く場所や数回程度しか行ったことがない場所でしょう。なので、いつもの生活圏内と同じように行動していると、思ったように目的地にたどり着けない……ということもよくあります。特に、一番困るのが、ライブが終わってからさあ高速バスに乗ろう! と思ったとき、距離感を見誤ってしまいバスに乗り遅れることです。
私が過去に経験した失敗はというと…。
●ライブハウスから最寄りの駅が遠くて迷ってしまった
小さめのライブハウスだと、最寄りの駅から20分ほどの距離があることもしばしば。地元ならまっすぐに向かうことができるような距離でも、勝手の知らない土地では迷ってしまうことも十分にありえます。
●目的地での電車の本数が少なく予定が大幅に狂った
郊外にありがちなのですが、電車が1時間に1本程度と本数が少ないことも。電車を1本逃してしまうだけで、予定が大幅に狂ってしまうこともよくあります。
●ライブ終了~バス発車までの時間の読みが甘い
しっかりと終演時間が決まっているライブならいいですが、曖昧な場合もあります。
そうすると、ライブが終わってからバスに向かうと間に合わない……ということも。泣く泣く、ライブ中に抜け出すということにもなりかねません。ライブ遠征をし始めた頃、私が無計画すぎたこともありますが、このような誤算をすることがよくありました……。
そして、最悪なことにバスを乗り損ねてしまうなんてことも。
そんな経験を経て、ライブ遠征前には以下のような準備をしておくようになりました。
・目的地に着いて、時間に余裕があれば帰りのバスの乗車地を探しておく
・ライブが終わる時間を遅めに見積もって、バスを予約する
・ライブハウスへの道のりやバスの乗車地周辺の地図はスクショし、すぐに見られるようにしておく
このように、時間や場所はきちんと把握するようになりました。とにかく時間があるうちに、前もって準備をしておくことが大事です!
まとめ
自分が住んでいるところから遠く離れた場所に行くとなると、不安なことも多いですよね。ですが、しっかりと必要な持ち物を用意し、ライブハウスの場所や最寄り駅などをチェックしていけば、パニックになることも少なくなると思います。
少しでも快適なライブ遠征・バス旅ができるように、準備は怠らないようにしたいですね!
(つちだ四郎)