流氷やタンチョウを見に行こう！ 冬季限定「ひがし北海道エクスプレスバス」が1/20から運行開始

道東エリアの主な観光地を走る冬季限定バス「ひがし北海道エクスプレスバス」が、2018年1月20日（土）から3月11日（日）まで、毎日運行する。運賃は、片道おとな2,000円・こども1,000円から。

網走、紋別、知床、阿寒、釧路、層雲峡などを走る全13路線の中から、おすすめの2路線をピックアップ！

オホーツク海の雄大な流氷を楽しめる、「網走～紋別～層雲峡号」

まずは13:45に網走の「おーろらターミナル」を出発し、北海道有数の規模を誇る温泉街である「層雲峡」へ向かうルート。


途中、15:50に、流氷船「ガリンコ号Ⅱ」の発着場所となる「紋別ガリンコステーション」に立ち寄る。
ここで下車して、オホーツク海を突き進む流氷船体験をすることも可能。また近隣の「オホーツク・ガリンコタワー」で流氷の下の海の世界を見学するのもおすすめ。

流氷シーズンはオオワシ、オジロワシ、アザラシなど野生動物に出会うチャンスも。

最終目的地「層雲峡」の各ホテルに到着するのは、18:20頃。
2018年1月25日からは、氷とライトが創り出す幻想的な美しさを体感できる｢層雲峡温泉氷瀑まつり｣が開催されるので、期間中には同イベントを観光することもできる。
高さ13ｍの氷像やすべり台、氷瀑神社などが見どころだ。

層雲峡温泉氷瀑まつり

網走を午後に出発するコースなので、午前中は網走の流氷船「おーろら号」に乗ったり、博物館網走監獄を訪れたりと、網走観光をするのもおすすめ。

また、10:45網走着の「ウトロ～網走号」や、12:00網走着の「阿寒～網走号」からの乗り継ぎも可能だ。
運賃は大人2,700円、子供1,350円から。

▼運行ルート
13:45　おーろらターミナル(道の駅「流氷街道網走」)
14:30　サロマ湖鶴雅リゾート
15:50〜16:15　紋別ガリンコステーション
18:20　層雲峡温泉各ホテル

最大300羽が飛来！「阿寒～たんちょう接続号」に乗ってタンチョウの聖地へ

9:40に阿寒湖温泉の各ホテルを出発し、「阿寒国際ツルセンター」へ向かうルート。
出発前には、結氷した阿寒湖を歩く“阿寒湖早朝ウォーク”にぜひ参加したい。

天気が良ければ美しい朝焼けや、氷の結晶“フロストフラワー”を見ることができる。

阿寒湖のフロストフラワー

バスに乗り込むと、1時間弱で「阿寒国際ツルセンター」に到着。
タンチョウの人工給餌発祥の地でもある阿寒町地区は、冬場は最大300羽が飛来する、まさに“タンチョウの聖地”。

センター内には、タンチョウの生活や習性がわかる展示コーナー、映像コーナー、ライブラリーコーナーが設けられている。
最大の見どころは、12月～2月の14:00に行われる魚の給餌タイム。オオワシ、オジロワシが餌を狙ってタンチョウと闘う貴重なシーンが見られる。

タンチョウ

また同センターでは、阿寒バスが運行する観光バス「冬のたんちょう号」に乗り継ぐこともできる。
運賃は大人2,100円、子供1,050円から。

▼運行ルート
9:40　阿寒湖温泉各ホテル
10:25　阿寒国際ツルセンター【グルス】

【ひがし北海道エクスプレスバス】の詳細

日程・期間

2018年1月20日（土）～3月11日（日） ※予約は2日前まで

対象路線

ひがし北海道エクスプレスバス
1) 層雲峡→網走
2) 網走→層雲峡
3) 網走→ウトロ
4) ウトロ→網走
5) 網走→阿寒湖温泉
6) 阿寒湖温泉→網走
7) 網走⇔紋別
8) ウトロ→羅臼
9) 阿寒湖温泉→阿寒国際ツルセンター
10) 標茶→ウトロ
11) ウトロ→標茶
12) 川湯温泉→野付半島
13) 野付半島→川湯温泉

運賃

網走→層雲峡　大人2,700円〜、子供1,350円〜
網走→ウトロ　大人2,300円〜、子供1,150円〜
網走→阿寒湖温泉　大人2,000円〜、子供1,000円〜
阿寒湖温泉→阿寒国際ツルセンター　大人2,100円〜、子供1,050円〜

※運賃はコース内の区間によっても異なります。
詳しくは『 プライムロード ひがし北・海・道』推進協議会 オフィシャルWEBサイトにて確認ください。

お問い合わせ

エクスプレスバス個人予約センター
011-806-0212 (平日・土曜日 10:00〜17:00 ※日祝および12/30～1/3除く)

ニュースソース

ひがし北海道トラベルラボ

（バスとりっぷ編集部）