話題スポットが目白押し！和歌山の道の駅4選 その2

令和元年、気持ちのよい新緑の季節を迎えていますね。元号が変わり、何か新しいことを始めた人もいるでしょうか。

今回も「道の駅」では和歌山県を特集します。

新元号の発表により注目を集めた「万葉集」。そのふるさととも言える地にある「道の駅」や世界遺産「高野山」「熊野古道」の情報がたっぷりの「道の駅」など、厳選した4つをご紹介します。

森林浴も海水浴もできる和歌山県。美味しいもの、楽しいことを求めて「道の駅」へぜひおでかけくださいね。

高菜の浅漬けの葉でくるむ熊野名物「めはり寿司」

道の駅　紀の川万葉の里（伊都郡かつらぎ町）【無線LANあり】

「道の駅　紀の川万葉の里」はかつらぎ町の国道24号沿いにあります。

万葉集に15首も詠まれたところで、目の前には紀の川が流れ、妹山、背山を望む景観が楽しめます。河川敷ではウォーキングや犬の散歩などで訪れる人がゆったり過ごしていて、バーベキューを楽しむ人も。「道の駅」はサイクリングステーションとしても利用されています。

物産販売所は広く、地元農家が丹精を込めて育てた野菜や果物が並びます。オススメは手作りの「柿の葉寿司」で、お母さんたちの味として漬物や味噌などの加工品も人気です。

情報提供施設で悠久の歴史に触れたら、地物の特産グルメを提供する食事処「まほろば」へどうぞ。柿の葉寿司のほか、和歌山ラーメンやそば、定食などが味わえます。

■道の駅　紀の川万葉の里

※詳細は公式HPをご確認ください

「道の駅　紀の川万葉の里」周辺ではフルーツ狩りも可

道の駅　奥熊野古道ほんぐう（田辺市）【無線LANあり】

和歌山県の南東部、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録されたエリアで、熊野本宮大社からすぐ近くの国道168号線沿いにあるのが「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」です。

無垢材を使った木造の大きな建物は風情があり、周囲にマッチした佇まい。野菜などの直売コーナーはあまり大きくありませんが、加工品などは多く販売されています。お土産には熊野名物「めはり漬け」はいかがでしょうか。ご当地メニューの「めはり寿司」はイートインコーナーで食べることができます。

北は奈良県十津川村に、南は新宮や那智勝浦に向かう道にあるので、観光する際の拠点として便利。周辺には泉質の異なる3つの温泉（川湯温泉、渡瀬温泉、湯の峰温泉）があるので、熊野詣をより充実したものにしてくれそう。

■道の駅　奥熊野古道ほんぐう

※詳細は公式HPをご確認ください

世界遺産である熊野古道は森林浴そのもの

道の駅　柿の郷くどやま（伊都郡九度山町）【無線LANあり】

「道の駅　柿の郷くどやま」は真田幸村隠遁の地である九度山町の県道和歌山橋本線沿いに位置しています。徒歩5分のところには「真田庵」があります。

世界遺産の「高野山町石道」は、ここから霊場高野山まで約20km続きます。「世界遺産情報センター」ではそれらの観光情報を入手することができます。

「産直市場よってって」は和歌山県のフレッシュな農産物が自慢。特産品は「日本一の九度山の富有柿」で、11月には大収穫祭が開催され多くの人で賑わいます。

ベーカリーカフェ「パーシモン」は名産の柿を使った柿パンが人気です。季節の果実を使ったアイスクリームもあります。そのほかにも、そば打ち体験や柿の葉寿司づくり体験、真田紐体験なども行われているので、参加してみてはいかがでしょうか。

■道の駅　柿の郷くどやま

※詳細は公式HPをご確認ください

高野山真言宗総本山金剛峯寺の根本大塔

道の駅　田辺市龍神ごまさんスカイタワー（田辺市）

高野山と龍神村を結ぶ高野龍神スカイラインである国道371号線の中間に位置する「道の駅　田辺市龍神ごまさんスカイタワー」。

標高1274ｍの高地にあるため、冬季（12/1～3/31）はクローズしますが、護摩木を積み上げたような独特の形の展望塔は高さ33mあり、県内最高峰の観光施設です。紀伊山地の山々を見下ろす360度のパノラマは見事！　遮るものがなく、山の中で明かりが少ないため天体観測スポットとしても知られ、天文ファンを魅了しています。

地元の食材をとりいれたメニューが人気のレストランからの眺めも素晴らしい。お土産には龍神村で育った椎茸を削り節に加工した「しいたけ節」をどうぞ。

日本三美人の湯として有名な秘湯・龍神温泉へは車で約30分です。

■道の駅　田辺市龍神ごまさんスカイタワー

※詳細は公式HPをご確認ください

「和歌山のてっぺんで村おこし！」がコンセプト