
台風18号と19号に加えて、新たな台風が発生する予想です。気象庁はフィリピンの東の熱帯低気圧が、今後、台風に発達する見込みと発表しています。南の海上の海面水温は高く、まだ台風シーズンが続きそうです。
●新たな「台風」発生へ
南シナ海には大型で猛烈な台風18号があり、西北西へ進んでいます。また、日本の東には強い台風19号があり、今後も複雑な動きをとる予想です。
この二個の台風とは別にフィリピンの東には熱帯低気圧があり、気象庁はこの熱帯低気圧が今後、台風に発達する見込みと発表しました。台風に変わる熱帯低気圧は、今後、西よりへ進み、フィリピンに直撃する恐れがあります。日本に直接的な影響はない見込みですが、沖縄近海ではうねりや高波などの影響を受ける可能性があります。
沖縄の沿岸の海域では大型で猛烈な台風18号の影響で、すでに今日23日もうねりを伴いしけています。今後も影響が続くため、海のレジャーなどは注意が必要です。
●台風の発生しやすい状況が続く
9月は台風シーズンです。台風の平年の発生数は8月に次いで、9月は5.0個と多くなっています。
台風や熱帯低気圧が発生・発達する一つの条件として、海面の水温が26~27℃以上あることが必要とされています。現在も、日本の南海上の海面水温は30℃以上と高く、台風の発生・発達しやすい状況が続いています。さらに、関東沖にかけては海面水温が27℃以上の海域が広がっているような状況で、大気の状況によっては日本近海でも台風が発生する可能性があります。
●まだ台風シーズンが続く
台風の平年の上陸数は9月が最も多くなっています。これは台風は太平洋高気圧の縁に沿って進むことが多く、太平洋高気圧が盛夏の時期より西への張り出しを弱めた9月に列島に近づきやすくなるためです。
今年は9月には、台風15号が列島にかなり近い海域で発生し、太平洋沿岸に上陸し、東へ進みました。その後は太平洋高気圧の勢力が強いため、台風は日本付近に接近はしていません。
例年、10月になると太平洋高気圧の勢力はさらに弱まり、列島には近づきにくくなりますが、今年は10月も太平洋高気圧の後退が遅い見込みで、台風シーズンが長引く可能性もあります。今後も南の海上から目が離せない状況が続きそうです。
