東海地方 18日土曜の朝は名古屋で氷点下予想 来週は季節外れの暖かさ

土日は、いよいよ大学入学共通テストです。初日の土曜の朝は、名古屋など平野部でも広く氷点下の冷え込みとなるでしょう。受験生の方は、指先を冷やさないよう防寒をしっかりとしてお出掛けください。来週からは、朝は厳しい冷え込みですが、日中は穏やかな天気で、過ごしやすく感じられそうです。

●今日17日は岐阜県山間部も晴れ間　土日の天気

【今日17日】
午後は、岐阜県山間部でも、さらに晴れ間が出て、東海地方では広く晴れそうです。ただ、夜にかけて風の強い状態が続く見込みです。

【18日(土)の天気】
本州付近は、高気圧に広く覆われるでしょう。広く冬晴れで、岐阜県山間部も朝からよく晴れる見込みです。平野部を中心に、空気はからからに乾くでしょう。火の元の管理にはくれぐれもご注意ください。静岡県では、風が収束するため、朝晩を中心に雲の広がる所がありますが、大きな天気の崩れはなさそうです。また、今日17日より風が収まり、比較的穏やかな一日となりそうです。

【19日(日)の天気】
朝には、高気圧の中心が東の海上へ移る見込みです。一方、東海地方の南の海上と西日本の南の海上には、それぞれ低気圧が発生し、東寄りへ進むでしょう。この2つの低気圧に伴う雲が、東海地方の沿岸部を中心にかかりそうです。
日差しの出る時間もありますが、雲の多い一日となるでしょう。三重県南部や静岡県の沿岸部を中心に、雨や雪の降る所がある見込みです。ただ、天気の崩れは一時的で降る量は少なく、乾燥を和らげることはなさそうです。
降水となれば、静岡県の標高の高い山でも、雪となる気温のため、山沿いでは最新の天気予報をこまめに確認するようにしましょう。

●土日の気温　土曜の朝は冷え込みが強まる

明日18日朝は、晴れて風が比較的穏やかなため、放射冷却が強まる見込みです。今朝(17日)よりも、冷え込みが強まる所が多く、名古屋など平野部でも氷点下の所が多くなりそうです。
19日(日)朝は、夜間に雲に覆われる所があり、土曜ほど放射冷却は効かないでしょう。最低気温は、名古屋と岐阜で1℃、津で2℃、静岡で6℃の予想です。

最高気温は、土日ともに二桁に届く所が多く、名古屋では明日18日は11℃、19日(日)は12℃の予想です。

●寒さはどこへ?　来週は季節先取りの暖かさ

1月20日(月)は、二十四節気の一つ「大寒」で、一年で最も寒い時期と言われます。ただ、向こう一週間は、平年より気温が高く、春先の陽気の日もありそうです。
平年の1月下旬の気温は、名古屋は、最低気温0.8℃、最高気温9.1℃、高山は、最低気温マイナス5.2℃、最高気温3.1℃です。
来週は、気温が上がり、昼間は過ごしやすい日が多くなりそうです。ただ、雪の多く積もっている地域では、なだれにくれぐれもご注意ください。また、農作物は成長しすぎないように、管理が必要です。

●1か月予報　しばく高温傾向が続きそう

昨日16日発表された1か月予報によりますと、向こう1か月は、日本付近は冬型の気圧配置が長続きせず、寒気の影響を受けにくいでしょう。平均気温は、平年より高くなる見込みです。

名古屋の平年　最低気温・最高気温
1月下旬　0.8℃・9.1℃
2月上旬　0.7℃・9.4℃
2月中旬　1.3℃・10.5℃

今冬は、ここまで冬らしい寒さが続きましたが、来週以降は、高温傾向が続くでしょう。冬は早めに過ぎ去って、春の訪れが早いかもしれません。