東北や北陸などで積雪急増 青森県では記録的な降雪や積雪に

今日17日は、北海道や東北、北陸で降雪が強まり、積雪が急増している所があります。青森県や秋田県など日本海側だけでなく、岩手県や宮城県など太平洋側にも雪雲が流れ込み、今シーズン一番の積雪となっている所があります。大雪による交通障害に注意や警戒をしてください。

●青森県では記録的な雪に

今日17日は北海道や東北、北陸で降雪が強まっています。青森県深浦町では午前5時までの12時間に31センチもの雪が降り、12時間の降雪量としては観測開始以来一位を記録しました。

積雪が急増している所もあり、特に青森県の津軽地方を中心に記録的な積雪となっている所があります。今日17日午前9時現在の積雪の深さは、全国で最も多い青森県八甲田山系の酸ケ湯で434センチ、新潟県魚沼市西名(守門)で215センチ、青森県弘前市で125センチなどと、山沿いだけでなく、平地でも今シーズン一番の積雪となっている所があります。また、青森県や秋田県など日本海側だけでなく、岩手県や宮城県など太平洋側にも雪雲が流れ込み、岩手県盛岡市で11センチの積雪で、今シーズン一番となっています。

●さらに積雪が増える　12時間で50センチの降雪予想も

この後も北海道や東北、北陸を中心に、昼前まで断続的に雪が降り、さらに積雪が増える見込みです。午前9時現在、青森県の津軽地方と下北地方に大雪警報が発表されています。津軽の山沿いや下北の山沿いの多い所で、今日17日午前6時からの12時間で、50センチもの雪が降る所がありそうです。大雪による交通障害に注意や警戒が必要です。

また上空に流れ込む寒気の影響で、大気の状態が不安定となる所がありそうです。着雪やなだれ、落雷や突風、降ひょうにご注意ください。