明日6日は広い範囲で雨 今週後半は厳しい寒さと大雪に注意 東海の2週間天気

今日5日(日)の東海地方は、穏やかに晴れた所が多くなりました。明日6日(月)は、広い範囲で雨が降るでしょう。雨のあと今週後半は、強い寒気の影響を受ける見込みです。厳しい寒さと大雪に十分注意が必要です。

●6日(月)昼前には広い範囲で雨に

明日6日(月)は、本州付近を低気圧や前線が通過する見込みです。東海地方は、全般に雲が多く、早ければ朝から雨の降る所があるでしょう。昼前には広い範囲で雨が降り、夜にかけて本降りの雨の所が多くなりそうです。朝は雨が降っていなくても、雨具を持ってお出かけください。また、岐阜県山間部では湿った雪が降る所もある見込みです。雪が多く積もっている所では、雪崩にご注意ください。仕事はじめにはあいにくの天気になりますが、平野部は乾燥した晴天が続いているため、潤いの雨になりそうです。

●7日(火)以降は冬型の気圧配置が続く

雨のあと7日(火)は、冬型の気圧配置に変わり、東海地方には次第に強い寒気が流れ込むでしょう。冬型の気圧配置は、11日(土)にかけて続く見込みです。上空の強い寒気の影響で、岐阜県山間部では雪の降る日が続き、警報級の大雪になる恐れがあります。また、平野部にも雪雲が流れ込む日がありそうです。名古屋など濃尾平野周辺も、9日(木)や10日(金)には雪が降る可能性があります。名古屋市では、1月3日(金)夜に初雪を観測しました。まだ雪を見ていない方も、今週後半には雪を見る可能性があります。厳しい寒さと山間部を中心とする大雪に備えるようにしてください。

●2週間天気前半:厳しい寒さと大雪に注意

6日(月)は、広い範囲で雨が降るでしょう。7日(火)は平野部は晴れますが、北風が冷たく吹く見込みです。8日(水)以降も、風が冷たく厳しい寒さが続くでしょう。また、9日(木)や10日(金)には、名古屋市や岐阜市でも雪が降る可能性があります。平野部は、6日(月)は潤いの雨になりますが、7日(火)以降は空気の乾燥傾向が続く見通しです。火の元の管理にご注意ください。岐阜県山間部は、7日(火)以降は雪の降る日が続くでしょう。特に8日(水)～10(金)は、日降雪量が多くなる見込みです。気温は平年並みか低く、真冬の寒さが続く見通しです。

●2週間天気後半:天気は短い周期で変化

2週間天気後半は、短い周期で天気が変わる見込みです。13日(月)は、平野部を中心に晴れるでしょう。14日(火)は、気圧の谷の影響で雨の降る所がある見込みです。岐阜県山間部では雪が降り、岐阜市でも夜には雪がまじる可能性があります。15日(水)も、はじめ天気が崩れる所がある見込みです。気温は、平年並みかやや高い日が多くなりますが、冬らしい寒さが続くでしょう。体調管理にご注意ください。

●路面の凍結に注意

雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しも良く凍結しやすくなります。特にふぶいている時は、他の所よりも風が強く視界も悪いため、かなり危険になります。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。