土日は寒気南下で晴れても風が冷たい 26日～27日は雨・風強まる 東海の週間天気

東海地方は、この先、晴れる日が多くなりますが、26日(火)から27日(水)頃は、広く天気が崩れそうです。前線が通過するため、雨や風が強まる時間があるでしょう。今後の気象情報に注意してください。

●今日22日　岐阜県を中心に変わりやすい天気

今日22日の東海地方は、太平洋側の地域では穏やかに晴れていますが、岐阜県では雲が多く、雨の降っている所もあります。上空に寒気を伴った低気圧が、北日本を通過する見込みです。岐阜県を中心に大気の状態が不安定となるため、午後も雨や雪の降る所がありそうです。その他の地域は今夜にかけて大体晴れますが、一時的に雲が広がったり、にわか雨があるかもしれません。洗濯物の干しっぱなしには注意してください。

●土日は晴れても風が冷たい

【23日(土)】
低気圧は北海道の東へ遠ざかり、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置に変わる見込みです。太平洋側の地域は大体晴れますが、静岡県など多少雲の広がる所はありそうです。岐阜県の飛騨北部では、雪や雨が降りやすいでしょう。
上空に寒気が流れ込むため、今日22日よりも気温の上がり方は鈍くなりそうです。北寄りの風が強く吹くため、体感的には気温以上に寒く感じられそうです。
【24日(日)】
冬型の配置が続きますが、土曜よりも風は収まりそうです。広く晴れますが、静岡県では引き続き、湿った空気や気圧の谷の影響で、雲の広がる時間がある見込みです。飛騨北部の雪や雨はやみますが、雲の多い天気は続きそうです。

●来週は晴れる日が多いが　26日(火)～27日(水)は雨・風強まる

25日(月)は天気はゆっくり下り坂です。東海地方は、夕方にかけて大体晴れますが、夜は曇り空に変わる見込みです。
26日(火)は、湿った空気が流れ込みやすくなり、また、西からは前線を伴った低気圧が近づく見込みです。前線は、27日(水)未明から明け方頃にかけて、東海地方を通過するでしょう。
26日(火)は朝から雲が多く、午後は次第に広い範囲で雨が降る見込みです。なお、暖かな空気が入るため、標高の高い山も雨となりそうです。
雨の降る時間は短く、27日(水)は、朝までに雨はやんで、日中は晴れ間が戻る見込みです。
ただ、一時的に雨・風が強まり、沿岸部を中心に荒れた天気となる可能性があります。また、例年、雨量が少ない時期ですが、まとまった雨になる所もありそうです。今後の気象情報に注意してください。