近畿 明日19日の午後は広く雨で激しい雨も 気温は急降下 20日は秋晴れに

近畿地方では、明日19日(土)は午後を中心に雨が降り、雷や突風を伴って激しく降る恐れがあります。また、夕方以降は気温が急降下し北風がヒンヤリと感じられる所がありそうです。明日19日は竜巻などの激しい突風や落雷、雨の降り方、そして気温の変化に注意をしてください。20日(日)は広く秋晴れとなるでしょう。

●今日18日(金)の夜にかけて急な雨や雷雨に注意

今日18日は、南東から暖かく湿った空気の流れ込みが強まっており、紀伊半島の南東斜面では大雨となりました。和歌山県那智勝浦町のアメダス、色川では、今日18日午後4時までの24時間雨量が192.5ミリとなっています。
今日18日の夜にかけて、徐々に雨の範囲は狭まりますが、大気の不安定な状態が続くため、急な雨や雷雨に注意をしてください。

●明日19日(土)は昼前後から広く雨　市街地でも激しい雨のおそれ

明日19日は、低気圧が日本海を北東へ進み、低気圧からのびる寒冷前線が近畿地方を北から南へ通過するでしょう。近畿地方には暖かく湿った空気が流れ込み、雷雲の発達しやすい状況となる見込みです。
近畿地方の北部や、湿った風の吹き付ける和歌山県南西部では、昼前から雨が降り出し、そのほかの近畿地方の中部と南部も昼過ぎからは次第に雨が降る見込みです。夜にかけて、断続的に雨が降るでしょう。
前線が通過するタイミングを中心に、雷や突風を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る恐れがあります。近畿地方では、明日19日の昼前から夜にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、雨の降り方に注意をしてください。

●明日19日(土)は夕方～気温が急降下　服装選びは慎重に

明日19日の朝にかけて、近畿地方は暖かい空気に覆われますが、寒冷前線が通過したあとは北から冷たい空気が流れ込み、20日にかけて空気はガラリと入れ替わるでしょう。
明日19日の夕方以降は北部を中心にどんどんと気温が下がり、北よりの風も強まって肌寒く感じられそうです。大阪など市街地でも夜は20℃を下回ってくるでしょう。明日19日は朝より夜のほうが体感温度がグッと下がりますので、お帰りが遅くなる方は、羽織るものを忘れないようにしてください。

●20日(日)は秋晴れ　一時的に涼しい空気が流れ込む

20日になると、大陸から移動してくる高気圧に覆われて、近畿地方では日中は澄んだ青空が広がるでしょう。多少雲の出やすい所はありますが、さわやかな秋の空気に包まれ、絶好の行楽日和となりそうです。
最高気温は22℃前後の所が多く、長袖1枚で過ごしやすいくらいでしょう。一方、朝晩は冷えそうですから、上着を準備しておくとよさそうです。