中国地方 3連休は局地的に大雨も 風強まる 台風由来の暖湿気で前線の活動活発化

中国地方は、3連休の21日(土)の午後から22日(日)の朝にかけては広く雨や風が強まる見込みです。警報級の大雨となる可能性があるため注意が必要です。連休最終日の23日(月)は瀬戸内側を中心に晴れて、さわやかな陽気になるでしょう。

●21日(土)～22日(日)活発化した前線が南下　雨風強まる

連休初日の21日(土)は、日本海から東北南部付近にのびる秋雨前線に向かって、高気圧縁辺をまわる湿った空気や、台風14号や熱帯低気圧周辺の湿った空気が流れ込む見込みです。
中国地方は日本海側や西部で午後から雨が降り始めるでしょう。南寄りの風が強まる見込みです。
前線に近い隠岐や、中国地方の西部を中心に局地的に激しく降るでしょう。

連休なか日の22日(日)は台風14号が日本海で温帯低気圧に変わり、活動が活発な前線が、22日(日)の朝にかけて中国地方を南下するでしょう。
断続的に雨が降り、南寄りの風が強いため横殴りの雨となる見込みです。雷を伴い激しく降る所があるでしょう。
また、前線が通過した後は、北寄りの風が強まる見込みです。

●3連休最終日23日(月)　瀬戸内側を中心に晴れてさわやかな陽気に

連休最終日の23日(月)は一時的ですが、秋らしい空気に入れ変わる見込みです。
山陰の東部で雲が広がり、雨の降る所がありますが、瀬戸内側を中心に晴れる所が多いでしょう。
朝の最低気温は20度前後となり、熱帯夜になる所はない見込みです。
日中の最高気温は高い所でも30℃を少し超えるくらいでしょう。さわやかな陽気となりそうです。