九州 19日(金)にかけて大雨の恐れ 東シナ海側中心に風も強まる

沖縄・奄美で梅雨入りとなったきょう18日(木)。低気圧の接近に伴い、九州でも雨の範囲が広がってきています。九州は、これからあす19日(金)にかけて、九州南部を中心に大雨となる恐れがあり、土砂災害などに注意・警戒が必要です。また現在、長崎県五島地方に暴風警報が発表されています。このあと、九州は全般に南または東よりの風が強まり、東シナ海側の沿岸海上を中心に荒れた天気となる恐れがあります。非常に強い風や高波にも十分な注意・警戒が必要です。

●九州 19日(金)にかけて南部中心に大雨の恐れ 落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を

九州は雨の範囲が広がってきています。西の海上には発達した雨雲も見られ、午後は各地で雨が本降りとなるでしょう。局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、あす19日(金)にかけて、九州南部を中心に大雨となる恐れがあります。土砂災害などに注意・警戒が必要です。また、九州南部は大気の状態が非常に不安定になります。発達した積乱雲に伴う落雷や、竜巻などの激しい突風の恐れもありますので、周囲の様子に十分注意してお過ごしください。

●長崎県五島に暴風警報 東シナ海側の沿岸海上を中心に荒れた天気となる恐れ

低気圧の接近とともに、九州はこのあと全般に南または東よりの風が強まり、東シナ海側の沿岸海上を中心に荒れた天気となる恐れがあります。現在、長崎県の五島地方には暴風警報が発表されており、きょう18日(木)夕方にかけては、最大瞬間風速が、海上で30メートル、陸上で25メートルと、立っていることが難しいような非常に強い風が吹く恐れがあります。暴風に警戒して下さい。この他の各地も、沿岸部や海上を中心に強風・高波に十分にご注意下さい。