関東 あす6日は真夏日に迫る暑さも 7日は気温大幅ダウン 沿岸部中心に雨風強まる

あす6日(土)の関東は雲に覆われるが、気温は高く、内陸部では30℃近くまで上がる所も。連休最終日の7日(日)は、沿岸部中心に雨や風が強まり、8日(月)にかけて雨量が多くなる恐れ。気温は大幅ダウンで、昼間でも上着が必要に。気温の変化が大きいため、体調管理に注意。

●7日(日)　局地的に雨や風が強まる恐れ

あす6日(土)は、前線が日本海から本州付近に南下し、南から暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。このため、関東は各地とも雲に覆われ、夜遅くには、北部や内陸部を中心に雨の降り出す所があるでしょう。帰宅時間が遅くなる方は、お出かけの際に雨具をお持ちください。

7日(日)は、前線が関東付近を通過するため、各地とも断続的に雨が降るでしょう。前線が通過するタイミングでは、雷や突風を伴って、局地的にザッと強い雨が降りそうです。短時間強雨や落雷、突風にご注意ください。なお、前線が通過した後は、風向きが南から北に変わり、沿岸部を中心にやや強い状態が続くでしょう。

連休明け8日(月)は、前線が関東の南に停滞する見込みです。このため、広い範囲で雨が降るでしょう。7日(日)から降り続く雨で、局地的に雨量が多くなる恐れあります。低い土地の浸水や、河川の増水などにご注意ください。

9日(火)以降は、晴れ間が出ますが、湿った空気の影響で、南部を中心に雨が降りやすいでしょう。お出かけの際は、急な雨に備えて、折り畳みの傘があると安心です。

●強い雨や突風　車の運転など注意

7日(日)は、沿岸部を中心に雨や風が強まるでしょう。短い時間に、傘をさしても濡れるほど強い雨が降ったり、風に向かって歩きにくくなったり、雨戸やシャッターが揺れるほどの強い風が吹きそうです。お出かけの際は、レインコートやレインブーツなどが良さそうです。

また、強い雨や風の影響で、車を運転する際、ワイパーを速くしても見づらくなったり、横風に流されるような感覚を受けることがありそうです。連休最終日で、行楽地や旅行先から車で戻られる方は、十分にご注意ください。

●7日(日)～8日(月)　北風が冷たく　3月並みの肌寒さに

この先1週間の予想最高気温をみますと、気温の変化が大きくなりそうです。

あす6日(土)は南から暖かく湿った空気が流れ込むため、気温が上がります。25℃以上の所が多く、前橋は29℃と7月上旬並みでしょう。各地とも、湿度が高く、蒸し暑くなりそうです。日差しが少なくても、湿度が高いと、熱中症になることがありますので、通気性の良い素材の服装を選ぶなど、体の中に熱がこもらないようにお気をつけください。

7日(日)は、前線の通過に伴い、大幅ダウンです。最高気温は午前中に観測される所がほとんどで、午後はさらに気温が低くなります。各地とも、北よりの風が冷たく感じられるため、雨や風を通しにくい上着があると良さそうです。

8日(月)もあまり気温が上がらず、3月上旬から中旬並みの所が多いでしょう。昼間でも裏地付きのトレンチコートなどが必要になりそうです。カーディガンなどを重ね着するなど、暖かい服装でお過ごしください。

9日(火)も、4月上旬から中旬並みの所が多く、昼間でも薄手のジャケットなど上着が必要でしょう。10日(水)以降は、広い範囲でこの時期らしい気温になる見込みです。昼間は、長袖シャツやカットソーなどで過ごせる所が多いでしょう。気温の変化が大きくなるため、服装選びに注意して、体調を崩さないようにご注意ください。