広範囲に乾燥注意報 火災相次ぐ あす28日も晴天と乾燥続く 火の取り扱いに要注意

きょう27日(月)、日本付近は広く高気圧に覆われて、全国的に晴れています。午後3時30分現在、東北から九州、沖縄にかけて広範囲に「乾燥注意報」が発表されています。あす28日(火)も空気の乾燥が続きますので、火の取り扱いに十分注意をしてください。

●きょう27日(月)全国的に晴れ　空気カラカラ

きょう27日(月)、日本付近は広く高気圧に覆われて、全国的に晴れています。

午後3時30分現在、東北から九州、沖縄にかけて広範囲に「乾燥注意報」が発表されています。
午後3時30分までの最小湿度は、高知県四万十市西土佐で9%、群馬県前橋市と山梨県富士河口湖町で13%、大分県日田市で14%、熊谷市で16%などいずれも今シーズン一番低く、空気がカラカラ状態です。

●空気が乾燥　火事を防ぐには

全国各地で火災が相次いで発生しています。あす28日(火)も晴天と乾燥が続きますので、火の取り扱いに十分注意をしてください。
空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。

①たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。

②ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。

③台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。

④電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。

すべての住宅には平成23年6月1日より住宅用火災警報器の設置が義務つけられています。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。