北海道 雨と強風の翌日は雪で猛ふぶき

今日(29日)の北海道は広い範囲で雨が降っており、これから夜にかけても雨の降る所が多い見込みです。しかし、明日(30日)は上空の寒気の影響で雨が雪に変わり、ふぶくこともありそうです。

●今日は夜にかけても降るものは雨

今日の北海道は道北や道央、道南方面を中心に雨が降っており、これから夜にかけては道東方面でも雨が降り出す見込みです。道央などでは、土砂災害や河川の増水に注意して下さい。なお、夜にかけて降るものはほぼ雨となりそうです。
また、風も各地で強まり、午後3時までの最大瞬間風速は釧路で23メートル、札幌で19・4メートルなどと、20メートル前後の所が多くなりました。

●明日は寒気の流れ込みが始まる

明日は降るものは雨から雪に変わりますが、大荒れの天気となる恐れがあります。冬型の気圧配置となり、道北や道央、道南方面などで雪が降る見込みです。午後は次第に雪の降り方や風が強まり、特に夕方以降は道北を中心に、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒が必要です。ふぶきによって見通しが効かなくなったり、積雪など路面状況が悪くなることがあります。車の運転は冬タイヤなどの装備はもちろん、夏場より速度を落とすなど、注意して下さい。また、道北では、一日に数回の雪かきが必要になる所もありそうです。強い雪や風は、12月1日にかけて続く見込みです。
なお、今日の道内は最高気温が10月並みの15度前後まで上がりました。しかし、明日の最高気温は広く3度前後で、朝までに観測されて日中は急に寒くなる見込みです。外出の際は、しっかりとした寒さ対策が必要です。