2日 広く晴れ間 西日本は気温上昇 積雪の多い所では雪どけに注意

きょう2日は、広く日差しが届くでしょう。最高気温は全国的に平年並みか高い見込みです。ただ、北海道、東北、北陸など積雪の多い所では、雪どけが進みますので、屋根からの落雪やなだれ、低地の浸水などにご注意ください。

●きょうの天気　広く晴れ

きょう2日は、前線が日本の東に離れ、西からは次第に高気圧に覆われるでしょう。
北海道は、日中は日のさす所が多いですが、寒気の影響で雪の降る所がありそうです。ただ、強く降ることはないでしょう。東北は大体晴れる見込みです。北陸は朝まで雨や雪が降りますが、次第にやんで、日中は晴れ間が出るでしょう。
関東も日中は日差しが届きますが、天気は下り坂となりそうです。夜は関東付近に低気圧が発生するため、夜遅くになると南部を中心に雨が降り、雷を伴う所もあるでしょう。
東海から九州は大体晴れそうです。ただ、近畿北部や山陰など日本海側では、所々に雨雲がかかる見込みです。念のため傘をお持ちください。
沖縄は雲の多い一日になるでしょう。

●最高気温　西日本では気温上昇

最高気温は、全国的に平年並みか高いでしょう。札幌はきのう1日と同じく3℃くらい、仙台は9℃くらいでしょう。
東京都心は、きのう1日より低くなりますが、日差しの温かさが感じられそうです。
名古屋など東海の一部や、近畿や四国などでは、きのうは10℃に届かず、真冬並みの寒さの所もありましたが、きょう2日はグッと気温がアップ。名古屋や広島は15℃前後、高知は一気に20℃に迫るほどまで上がり、日中はコートがいらないくらいの暖かさでしょう。沖縄はきのう1日よりやや低く、22℃くらいで平年並みになりそうです。

●雪下ろしの注意点

きょう2日は、北海道と東北、北陸などの積雪の多い所では、今朝までの雨や日中の日差しで、雪どけが進みそうです。屋根からの落雪やなだれ、低地の浸水などに注意が必要です。
安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。
(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。