
1994年FIFAワールドカップ(W杯)米国大会でブルガリア代表を4位に導いた名将、ディミタル・ペネフ氏が死去した。同国サッカー協会が3日に発表した。80歳だった。
ペネフさんは現役時代、屈強なDFとして活躍。CSKAソフィアでリーグ戦通算364試合に出場して25得点を記録した。13個のタイトル獲得に貢献し、年間最優秀選手を2度受賞。ブルガリア代表としても国際Aマッチ通算90試合で、W杯には1966、70、74年大会と3度出場した。
77年の現役引退後はCSKAソフィアなどで監督を務めた。ブルガリア代表監督としてはFWストイチコフ、FWコスタディノフ、MFレチコフらを率いて黄金時代を築き、94年W杯準々決勝ではドイツに逆転勝ちして4強入り。準決勝でFWロベルト・バッジオに2ゴールを許してイタリアに敗れたものの、世界を驚かせる快進撃を見せた。
94年W杯得点王で、J1柏レイソルでもプレーしたストイチコフ氏は自身のSNSに「我が国のサッカーの父、世界4位に導いてくれた男。ボス、安らかに眠ってください」と追悼した。
