体調不良から復活のベッツ、第２打席で今季初ヒット 昨季サイ・ヤング左腕からの一打に大歓声

ムーキー・ベッツ（2025年3月15日撮影）

＜ドジャース－タイガース＞◇27日（日本時間28日）◇ドジャースタジアム

体調不良から復帰したドジャースのムーキー・ベッツ内野手（32）が、第2打席で今季初ヒットを放った。

「2番遊撃」でスタメン出場。3回2死から大谷翔平投手（30）が右前打で出塁。続くベッツはカウント1－1から、昨季サイ・ヤングを受賞した左腕タリク・スクバル投手（28）の内角寄りの96マイル（約154キロ）の直球をはじき返し、スクバルを強襲する打球を放った。打球はスクバルに当たって右前まで転がり、大谷は三塁へ進塁した。

2死一、三塁から3番テオスカー・ヘルナンデス外野手（32）が空振り三振に倒れ得点には至らなかったが、復活したベッツの一打に大きな拍手が送られた。第1打席でも左翼後方へ痛烈な飛球を放っていた。

ベッツは東京シリーズでの来日前から体調不良に悩まされ、開幕戦前に一足早く帰国していた。帰国後も嘔吐（おうと）などの症状が長引き、体重が激減していた。25日（同26日）のエンゼルスとのオープン戦で復帰していた。