
レアル・ソシエダードがスペインリーグの中で、選手の市場価値総額が最も落ちたチームになったことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が24日に報じた。
Rソシエダードは今季開幕から調子が上がらず、スペインリーグで12位と低迷中。その影響を大きく受け、ドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」が最近更新したデータによると、選手の市場価値総額がスペインリーグ20チーム中ワーストの3750万ユーロ(約60億円)減となった。続いて、バレンシアが2500万ユーロ(約40億円)減で2番目、レガネスが610万ユーロ(約9億7600万円)減で3番目に落ちたチームとなった。
それでも、Rソシエダードの選手の市場価値総額は3億8330万ユーロ(約613億2800万円)で、12億7000万ユーロ(2032億円)でトップのRマドリード、10億2000万ユーロ(約1632億円)で2位のバルセロナ、5億1580万ユーロ(約825億円2800万円)で3位のアトレチコ・マドリードに次ぎ、スペインリーグで4番手の地位を維持している。
Rソシエダードで最も市場価値が落ちた選手はアゲルドで、1000万ユーロ(約16億円)減。これにブライス・メンデスが700万ユーロ(約11億2000万円)減、オヤルサバルが500万ユーロ(約8億円)減で続いている。その他、スベルディア、ザハリャン、パチェコ、オスカルソン、ベッカー、バレネチェア、トゥリエンテス、アイエン・ムニョスも市場価値を落としている。
その一方、チームの中で市場価値が上がったのは、130万ユーロ(約2億800万円)増のオラサガスティ、120万ユーロ(約1億9200万円)増のパブロ・マリン、30万ユーロ(約4800万円)増のマレーロの3人にみである。
チームトップのスビメンディは6000万ユーロ(約96億円)をキープ。2番手につける久保も4000万ユーロ(約64億円)のままだった。(高橋智行通信員)