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【オイシックス】稲葉大樹コーチ、現役時代の背番「2」で涙あり笑いありの引退セレモニー 


元プロ野球選手であり、現イースタン・リーグオイシックス選手の稲葉大樹コーチ(40)が、新潟で引退セレモニーを受けた。昨シーズン限りで現役を引退し、今回のセレモニーでは涙をこらえながらチームメートにあいさつを行った。試合では選手たちが感動的な勝利を収め、ウイニングボールを稲葉コーチに渡すことができた。セレモニーで彼は現役時代の背番号「2」を纏い、最後には胴上げされる場面も見られた。稲葉コーチは試合前に感動しながらも、これからはチームを支える役割に回り、選手たちの育成に力を注ぐ意向を示した。今後は日々の試合のために心機一転することを誓った。

ウイニングボールを手に、涙をこらえながらあいさつする稲葉コーチ

<イースタン・リーグ:オイシックス5-4日本ハム>◇22日◇新潟

昨年限りで現役を引退した稲葉大樹野手コーチ(40)の引退セレモニーが試合後に行われた。セレモニーの最中に流れていた涙は、宙を舞いながら止まった。最後にチームメート、スタッフに胴上げされた稲葉コーチは照れ笑いした。

今年から一新されたユニホームの背番号は「73」。ただ、セレモニーで着たのは現役時代の背番号「2」。この日のために球団が用意した。「まさか2番を着られるとは思わなかった。このままプレーしたいくらいうれしかった」。

試合前、武田監督が選手に言った。「勝ってウイニングボールを稲葉に渡そう」。その言葉を聞いた後、試合中は一塁コーチをしながら泣きそうだった。セレモニー時は手渡されたボールをしっかりと持ちながらあいさつした。

BCリーグが発足した07年の途中に社会人の横浜ベイブルースから新潟に入団。昨年まで18年間在籍して964試合出場で966安打を記録した。今後は後進の育成をしながらチームを下支えする。「明日も試合がある。日づけが変わったら気持ちを切り替える」。感傷に浸るのはこの日までと、気を引き締めた。【斎藤慎一郎】

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