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【西武】ドラ2渡部聖弥2安打、開幕スタメン“ほぼ当確”1割台に落ち込んだ打撃復調で「安心」


西武の渡部聖弥外野手(22)が、オープン戦で好調なプレーを見せ、開幕スタメンが近付いている。ドライチ選手ながら、一時は打率が1割台に落ち込んでいたが、19日には長打を放ち、21日の試合では適時三塁打を含む2安打を記録した。5番打者として起用され、結果を出しつつある渡部選手は、自信を持ち始めている一方で、まだ気を抜かない意識を示している。西口文也監督も彼の技量を認め、開幕戦での活躍を期待している。開幕スタメンになれば、1軍ベンチ入りも確実となるが、渡部選手はさらに上を目指す姿勢を示している。

西武対DeNA 6回裏西武1死三塁、渡部聖は右翼に先制適時三塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<オープン戦:西武2-0DeNA>◇21日◇ベルーナドーム

西武のドラフト2位、渡部聖弥外野手(22=大商大)が開幕スタメンにぐっと近づいた。

強打のルーキーも失速し、18日終了時点では打率1割台まで落ち込んでいた。「なんて言うんですかね、ちょっと印象が良くないじゃないですか。しかも、みんな調子がいいので」。だから19日に長打が出て、この日も適時三塁打を含んだ2安打とHランプが続くのはうれしい。

「2本出たらちょっと安心するっすね。うれしいのもあるっすけど、一番は安心がでかいです」

この日は5番打者。スタメン起用時はいい打順を打つことが多い。「本当に期待していただいているんだなというのは身に染みて感じます。結果が出なかったら起用していただいている申し訳なさ、自分の未熟さを感じるんで…」。

まだオープン戦の攻められ方とはいえ、プロ野球の投手たちにも少しずつ慣れてきた。西口文也監督(52)も「力みすぎな部分も見えたんですけどもね。打席の中でいい形で打てるようにまたなってきてるんで、そうそう心配することはないんじゃないかなって」と技量を認めている。

オープン戦は残り2試合。となれば開幕スタメンも見える。西口監督も「見てもらえれば分かるんじゃないですか。クリーンアップを打つかも分からないし、その後になるかも分からないけど、もちろん期待はしています」と“ほぼ当確”を出し、それはすなわち開幕1軍ベンチ入りもほぼ手中に収めたといえる。

しかしながら開幕戦は開幕戦。143分の1。アグレッシブなルーキーも、そこは冷静だ。「まだ気は抜けないです。開幕スタメンで出たからゴール、じゃないので」。その明瞭に通る大人びた声を、お立ち台で響かせたい。【金子真仁】

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