
ソフトバンク今宮健太内野手(33)が1軍復帰するメドが立った。
春季キャンプ中に左ふくらはぎ痛を訴え、すでにファームで実戦復帰。この日の全体練習から合流するプランもあったが、小久保裕紀監督(53)は「今日まで本人が(2軍で)出たいということなので」と説明。内野の要が開幕1軍に滑り込んだ。
今宮は3月14日のウエスタン・リーグ中日戦で今季初実戦を迎えた。「1軍も熾烈(しれつ)な争いをしている。内容と結果を求めていきたい」と意欲的に話し、若鷹と汗を流してきた。18~20日の同リーグ阪神戦(SGL)でも遠征に同行。1戦目、2戦目は適時打を放ち、この日も「2番遊撃」で第1打席に左前打を放った。小久保監督も「再発さえしなければ開幕は間に合います」とすでに明言している。
「もちろんそこを目指していく。不可能なことではない」と3月28日の本拠地ロッテ戦を見据えていた男がみずほペイペイドームに帰ってくる。