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ドジャース大谷翔平が“デコピン”と開幕戦へ NEWスパイクのアウトソールに愛犬のイラスト


ドジャースの大谷翔平はカブスとの東京ドームでの開幕戦に「1番DH」として出場し、新しいスパイクを披露しました。このスパイクはニューバランス製で、愛犬のデコピンをフィーチャーしたデザインです。試合前、彼はキャッチボールを行い、そのフォームを監督やトレーナーと確認。 大谷はこのシリーズで打者として出場するため、当初の投手調整計画を変更しました。記者会見では、体力と精神の両面で良い調整期間を持てたと語り、後日ブルペン投球を再開する予定です。彼の慎重な調整は、カブスの今永昇太投手との対戦に臨む可能性を高めています。

カブス対ドジャース 開会セレモニーで子どもたちと笑顔でハイタッチするドジャース大谷(撮影・浅見桂子)

<カブス-ドジャース>◇18日◇東京ドーム

「1番DH」でスタメン出場するドジャース大谷翔平投手(30)が、NEWスパイクで開幕戦を迎えた。試合前練習で足元を彩ったのは、愛犬のデコピンだった。ニューバランス社製の白を基調としたスパイク。アウトソール(足の裏)は青で覆われており、そこにデコイのイラストがちりばめられたデザインとなっていた。妊娠中の真美子夫人とともに米国でお留守番しているデコピンとともに、スタートを切る。

この日は昨季まで通算5打数ノーヒットのカブス今永昇太投手(31)との対戦。ブルーのビジター用ユニホームで、グラブを手に登場しキャッチボールを開始すると、左翼の定位置付近から左翼線まで距離を伸ばした。後方からトレーナーにフォームを撮影してもらいながら、やや力を込めて投球した。終盤にはデーブ・ロバーツ監督(52)が、大谷の元へ足を運び言葉を交わした。

大谷はこの日から始まるカブスとの開幕2連戦は打者として出場する。当初は米アリゾナ州グレンデールでのキャンプ期間でライブBP(実戦想定の投球練習)に登板する見通しだったが、調整ペースを落とし、ブルペンでの投球も当面は行わない方向となった。東京から本拠地ロサンゼルスへ戻る3月下旬以降にブルペン投球を再開する見込み。

大谷自身も14日の記者会見で「プラン通り来ていた。逆に言えば順調に来ていたために、少し間を空けてもいんじゃないかというような判断じゃないかなと思う。僕自身は納得していますし、逆に言えばこのシリーズに向けて、打者を優先的に仕上げる期間というのはあったので、体力的にも精神的にも良い期間だったんじゃないかなと思います」と話した。

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