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【DeNA】バウアー、2軍戦で無双投球 3者連続三振にサイドスロー気味の“超幻惑投法”も


横須賀スタジアムで行われたイースタン・リーグのDeNA対巨人戦で、DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が先発し、4回まで無失点のピッチングを見せました。バウアーは2回、3回も三者凡退で危なげなく試合を進め、4回には珍しいサイドスロー気味の投法で観客を驚かせました。しかし、5回に入ると不運な形で安打を許し、1点を失いました。それでも、バウアーは合計で5回を投げて3安打1失点、7奪三振という好成績を残し、最速150キロの速球も披露しました。

イースタン・リーグ巨人戦に先発したDeNAバウアー(撮影・小早川宗一郎)

<イースタン・リーグ:DeNA-巨人>◇18日◇横須賀スタジアム

DeNAトレバー・バウアー投手(34)が、2軍戦で4回まで完全投球を披露した。5回に不運な安打が重なって失点を許すも、順調な調整ぶりを見せた。

登板予定だった16日の楽天戦(横浜)が雨天中止になってスライドした先発登板。いきなりエンジン全開だった。先頭の巨人重信をナックルカーブで空振り三振。すかさずソードセレブレーションを披露した。さらに続く岡田、フルプもチェンジアップで空振り三振を奪い、3者連続空振り三振とした。

2回、3回も3者凡退で危なげなくアウトを重ねた。4回2死からはフルプを相手に追い込んでからの4球目、ワインドアップからのクイック投法&腕の角度を下げてサイドスロー気味に投げる“超幻惑投法”を披露。フルプも驚いた表情で手が出ず、142キロ直球で見逃し三振となった。球場のファンもバウアーの“超幻惑投法”にどよめきが起こった。

5回先頭、ティマにスライダーをバットの先端で中前に落とされて、初安打を許し、増田陸のボテボテの内野安打と不運な2安打でピンチを招き、小林に中前適時打を浴びて1失点するも、5回3安打1失点で7奪三振と好投。最速は150キロだった。

【1回】

重信 ナックルカーブで空振り三振。いきなりソードセレブレーションを披露

岡田 チェンジアップで空振り三振

フルプ チェンジアップで空振り三振

【2回】

ティマ チェンジアップで遊飛

佐々木 148キロ直球で左飛

増田陸 148キロ直球で遊ゴロ

【3回】

郡 145キロ直球で右飛

小林 145キロ直球で左飛

湯浅 128キロスライダーで空振り三振

【4回】

重信 134キロカットボールで二飛

岡田 135キロチェンジアップで空振り三振

フルプ サイドスロー気味から142キロ直球で見逃し三振

【5回】

ティマ スライダーを中前へのポテンヒット

佐々木 チェンジアップを一ゴロ

増田陸 147キロ直球でボテボテの投前内野安打

郡 133キロカットボールで捕邪飛

小林 148キロ直球を中前の適時打

湯浅 空振り三振

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