
オリックス杉本裕太郎外野手が大リーガーから刺激をもらい、5年連続の開幕スタメンを目指す。
前日16日に東京ドームで巨人-カブス戦をスタンド観戦。「メジャーの試合を日本で見られることはめったにない」と入手したチケットで福田と2人で出かけた。カ軍のクローアームストロングの俊足に「スピードもやし、応援したくなるようなたたずまい」と興奮。同日のヤクルト戦(神宮)が雨天中止となったこともあり、打撃練習からじっくり観察した。「試合前の準備とかも見られたので、いい勉強になりました。あんまりむちゃ振りしている選手いなかった。結構丁寧に打っていました」。試合以外の部分からもメジャー流を学んだ。
28日のホーム開幕楽天戦まで残り5試合。オープン戦打率は1割台だが、14日の1軍合流後は2試合連続安打と上向きだ。「一番は結果を出すこと。継続できるように」。外野争いは来田やドラフト1位麦谷ら若手がアピール中だが、21年本塁打王の33歳も譲るつもりはない。【村松万里子】