
カブス鈴木誠也外野手(30)が、18日のドジャースとの開幕戦に向け、母校・二松学舎大付(東京)の後輩とのダブル勝利を誓った。母校は同日に開催される選抜高校野球大会の開幕戦で、柳ケ浦(大分)と対戦。「すごく特別な日になる。二松学舎の選手たちも頑張ってくれると思うので、僕たちも頑張って勝利につなげられればなと思います」と意気込んだ。
この日、東京ドームで行われた練習ではフリー打撃に臨み、左翼スタンド後列へ特大弾を放つなど快音を響かせた。かつて、自主トレで弟子入りした元ソフトバンクの内川聖一氏(42)が見守る中、30スイングで8本の柵越えを披露。打撃練習後には談笑し、ジェスチャーを交えながら打撃論をかわす姿も見られ、充実した形で最終調整を終えた。
日本人投手の投げ合いで注目される中、ドジャース山本を攻略し、チームメートの今永を援護する。昨季は計5打席対戦し、4打数無安打1四球。「(プレシーズンゲームの)2試合があまり良くなかったので、いい姿を見せられるように。たくさんの声援は耳に入っているので、何とか期待に応えられるように頑張っていきたいです」と決意を込めた。【久保賢吾】