
DeNAが今季から主体性を尊重した“自主練習システム”を導入した。これまで先発投手は登板2日後に休み、登板2日前にブルペン入りというのが慣例で、試合のない月曜日も投手コーチの指示のもと、それぞれの登板日に合わせて調整を行っていた。
しかし今季から先発投手練習を廃止し、月曜日は休みに。球団施設DOCKは開放され、トレーナーと必要に応じてブルペン捕手はいるものの、投手コーチはおらず、選手1人1人の自主性に任せた自主練習となった。これによって自宅近くの施設やジムで調整を行うことも可能になった。
メジャー球団やNPBでも複数球団が採用している仕組みで、桑原2軍監督兼投手コーディネーターは「今まで確立されていたルーティンが本当に正しいのかと。月曜日は自由でいい代わりに次回登板までの責任は果たしてくれ、という主体性を持たせた仕組みに変えました」と説明した。