
ブラジルサッカー協会は14日、ワールドカップ(W杯)南米予選に臨む同国代表チームに復帰予定のFWネイマール(33=サントス)が、筋肉系の故障で招集を辞退したと発表した。代わりに神童エンドリッキ(18=レアル・マドリード)が追加招集されている。
23年10月のウルグアイ戦でひざを負傷して以来、17カ月ぶりの復帰となる予定だった。ネイマールはインスタグラムに「復帰は近づいていたが、不幸にも世界で最も重要なユニホームを着ることはできない」とつづった。また、「誰もが復帰することを願っているが、ケガを治すために、リスクを冒さずできる限りの準備をすることが最善策なんだ」と説明している。
ネイマールは昨年限りでサウジアラビアのアルヒラルを退団し、1月から古巣サントスに戻ってプレー。リーグ戦7試合に出て3得点3アシストと活躍している。
ただ3月2日のブラガンチーノ戦で、左太ももに違和感を覚えて途中交代した。その直後に家族でカーニバルを観戦に出向いたことで批判が殺到。同9日のサンパウロ州扇子権準決勝のコリンチャンス戦はベンチ入りしながら試合には出ていなかった。